今日から9月。一気に涼しくなり夏は終わった。
高校野球は、
ベスト4に残ったチームは力のあるチームばかりで順当と言えるような
実力者だった。
野球真っ盛りの時期で、昼間高校野球、夜プロと1日中野球だらけの
2週間だった。
高校野球とプロ野球を見比べると試合時間が極端に違う。
高校野球は短すぎる=粗すぎる試合が多いし、
逆にプロは間延びすることもしばしばだ。
プロでは時間短縮が叫ばれ、
攻守交代の短縮や投球間隔の短縮に施策がうたれた。
そういえば15秒ルールってどうなったんだ?
たしかにプロの試合は長いと感じるものがある。
実際に球場で見ていると巨人戦などは超満員のため
一度、席に着くとなかなか立ったり座ったりに気を使う。
心地よいとは言えない狭い席にずっと座っていると
背中、尻、肩と痛くなってしまう。
しかし、
本来、野球はレベルが高くなればなるほど間合いに神経を使う。
一球一球を慎重に考え、1打席1打席に読みを効かせ、
1球1球のプレーや作戦の選択を考えると間合いを大事にするため
長くなってしまうのだ。
それが野球というスポーツであるのだ。
しかし、選手やベンチの考えや感情は知りえないので、
こちらは想像したり予想したりして楽しむしかない。
観客も楽しもうと思えば頭を使うことになるわけだ。
すると観客も疲れることになる。
しかし人間の集中力は試合時間の3時間ももたない。
すると
間延びした感やダラダラ感をどうしても与えられてしまう。
球場で見ていたら延長はかんべんしてくれと思ってしまうものだ。