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天下のマラソン金メダリストをなめるなよ 高橋尚子

高橋尚子。

言わずと知れたマラソン界のスター。

 

この高橋尚子のTV番組での起用が気に入らない。

 

高橋尚子はオリンピック競技の最高の華であるマラソンで日本に初めて金メダルをもたらした女傑だ。

 

オリンピックにおいて柔道3連覇よりはるかに価値がある。

 

その女傑をTVではリポーターなどに使うのだ。

 

オリンピックで最も権威のある種目のチャンピオンなのだから

もう税金で一生食わすなり、その生活を保証していいほどの偉人なのだ。

 

税金で食わしてもらわなくとも高橋ほどの才能豊かな人物なら充分食っていけるだろうが。

 

それなら、なおさらリポーターの仕事は引き受けてほしくない。

局側もそこは配慮し、敬意を払い、別の仕事を用意すべきだ。

 

冬のオリンピックの際、リポーターとして専門外のスキージャンプなどをリポートし、

選手にインタビューをしていた。

 

この不世出の天才ランナーが、この時は主役であるジャンプの選手の陰に隠れた存在となっていたのだ。

 

しかし、

天下のマラソン金メダリストにその姿はふさわしくない。

 

高橋は人柄がいいので、何とも思わず、むしろ率先して、この仕事をしていたのだろうが、

周りがもっと配慮してあげることが良識というものだ。

 

かつて矢沢永吉は言った。

「俺はいいけど、YAZAWAは何と言うかな」

 

これは、あるTV番組スタッフが

ロックシンガー矢沢永吉のイメージに合わない注文をしたため発した名言とされている。

 

人間・矢沢永吉としてはかまわないことだがロックシンガー・YAZAWAとしてはできない仕事があるということ。

 

ファンも永ちゃんのイメージに合わないことは望まないからだ。

 

スターは自分ですら、その行動を決められないものなのだ。

イメージを壊しちゃいけない。

みんなの希望の星、あこがれでなくてはいけない。

 

こんな取組もやるそうだ。

 

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走るという行為は万人が行う。

 

その万人が行う行為の頂点を極める人間こそ真のアスリートと呼べる人間だ。

 

真のアスリートを決めるマラソンという古来のスポーツにおいて

頂点を目ざす選手へのサポートは大いに歓迎されたし。

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