今年のはじめ
春高バレーの会場に足を運び、その熱戦はとてもおもしろかった。
その春高バレーにジャパネットの冠がついていたのが気になった。
スポンサーなのだろうが、
アマチュアのスポーツ、それも高校スポーツまで企業の冠をつけ出したのには、不快だった。
今の仕組みでいえば、高校スポーツとは部活動だ。
そこまで、企業の広告に使うのか。
かつて
オリンピックは商的要素を排除していた。
橋本聖子がオリンピックに出場した際、日本応援団の「SEIKO」の横断幕が、
企業の「SEIKO」を想像させるのでその表記はNGということがあった。
今回のバレーボールでは、会場の四方にジャパネットの看板が連なっていた。
ユニフォームの一部にまでその名が刻まれていると聞く。
テレビ中継でスポンサーの名前を出すくらいならまだ癇に堪えうる。
冠や、会場の看板、ユニフォームといったところは控える、遠慮するというのが
良識の判断というものだ。
金を出せば、権利があると主張し、ズカズカ乗り込んでくる企業の姿勢は下品だ。