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遠慮せえ

今年のはじめ

春高バレーの会場に足を運び、その熱戦はとてもおもしろかった。

 

その春高バレーにジャパネットの冠がついていたのが気になった。

 

春高バレー2016|バボちゃんネット

 

スポンサーなのだろうが、

アマチュアのスポーツ、それも高校スポーツまで企業の冠をつけ出したのには、不快だった。

 

今の仕組みでいえば、高校スポーツとは部活動だ。

そこまで、企業の広告に使うのか。

 

かつて

オリンピックは商的要素を排除していた。

 

橋本聖子がオリンピックに出場した際、日本応援団の「SEIKO」の横断幕が、

企業の「SEIKO」を想像させるのでその表記はNGということがあった。

 

今回のバレーボールでは、会場の四方にジャパネットの看板が連なっていた。

ユニフォームの一部にまでその名が刻まれていると聞く。

 

テレビ中継でスポンサーの名前を出すくらいならまだ癇に堪えうる。

 

冠や、会場の看板、ユニフォームといったところは控える、遠慮するというのが

良識の判断というものだ。

 

金を出せば、権利があると主張し、ズカズカ乗り込んでくる企業の姿勢は下品だ。

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