ダルビッシュに倣い、体をでかくした大谷。
ピッチングにおいてもバッティングにおいても力強さが加わり、
放る球は速くなり、打球は遠くに飛ぶようになる。
そして大谷は今年も開幕投手としてシーズンをスタートさせることになった。
2刀流だから2ならびの日に発表だそうだ。
テレビの仕事を長くこなし、エンターテイメントが染みついた栗山らしいくだらないパフォーマンスだ。
こうすれば、メディアが食いつき、ちょっとは話題になる。
そして本人に伝えたのがベーブ・ルースの誕生日の2月6日だそうだ。
こうして話題を振りまくことで、
投手と打者の兼用という愚策に対して言い訳をしていることがヒシヒシと伝わってくる。
こうすることで
まだ今季、続けても許されるだろうと自ら免罪符を手に入れようとしているのだ。
本人がそれを証言している。
「いろいろ言われた二刀流ですけど・・・」
「昨年みたいな中途半端な二刀流ではなく・・・」
要するに栗山自身がこの起用法にビビっているのだ。
大きな可能性がある大谷を自分のせいで潰してしまわないかと。
こういったパフォーマンスで注意を引き、話題をつくり、野球人気に寄与しているという言い訳をつくり、
逃げ道を用意しているのだ。
まるで政治家のやることのようだ。
結論ありきでそこに行きつくまでのストーリーを
表現のあいまいさや熱血、詭弁でごまかすあのやり方だ。
やるべきことはやった。
あの時考えるべき最善は尽くした。と。
明日からは、
過去に大谷への起用についてこの場で言及したことをシーズンが始まる前である今、振り返っておこう。
それは、大谷が入団する前、栗山が投手と野手の兼用を言いだしたころからのものだ。