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プラン変更に舵を切った大谷

シーズン開幕を前にもう一度振り返っておくとした過去の大谷に関する記述。

 

今日は2014年6月16日のもの。

『いまだにもてはやされる茶番劇 』

 

大谷が先日の登板でまた足をつらせて降板した。

以前にもあり、またということ。

 

大谷は打者としてのトレーニングをしていることと打者としてパワーをつけていることで

投手としては必要のない体をつくる。

 

これが体に負荷をかけている。

 

その中でピッチャーをやらなければならない。

 

しかも、本格派なので速い真っ直ぐを投げようとすれば、力が入るわけだ。

 

打者として使う筋肉と投手として使う筋肉が違うので、つるという現象があらわれるのだ。

 

毎日試合があり、疲労が蓄積され、蓄積された疲労をとっている暇がないのがプロの世界。

 

毎日試合があるプロの世界であっちこっちに手を出して、

最高のパフォーマンスをするなんて無理だと繰り返し言い続けているこの場での言葉を

大谷自身の体が証明している。

 

5体満足でプレーしている選手はまずいない。

皆、けがや不安を抱えてプレーしている。

 

そんな毎日の、緊張する試合で力を入れれば体に異常が生ずる。

 

この体の異常はこれ以上同じことを繰り返していれば、壊れるという信号でもあるわけだ。

 

体が、もう、野手と投手を続けることはやめろと言っているのだ。

 

ついに首脳陣も本人も気づいて来たが、投手への専念に動き出した。

 

ドラフトで18歳の子供を翻意させるために繰り出された茶番劇プランに

メディアや評論家が金になるネタと飛びつき、ここまで間延びさせてきた。

 

 

そろそろ話題も薄れ、

実際に野手と投手のどっちつかずの選手を見ることは、夢があることでもおもしろいことでもないと

ファンも気づき、飽きてきた。

 

この話題はひとつの利益を球団にもたらさせ、プラン変更の時期を迎えることになる。

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