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日本に敵がいなくなった大谷

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今日、開幕を控え、オープニングピッチャーの顔ぶれは豪華だ。

今年の活躍に注目が集まるピッチャーがずらり出てくる。

 

菊池、金子、菅野、武田。

藤浪はオープニングピッチャーでなくなった。

 

そして大谷。

 

2015年12月14日の大谷に関する記載。
『国内に敵がいない大谷 』

 

大谷が更改し、3年後に海外というプランが出てきたそうだ。

具体的な数字が出てきたならもう投手専任だ。

 

まだまだ改善の余地があり、伸び白のある若者であるだけに

投手として生活とトレーニングを365日課し、起用過多も避け、目標とするゴールへ到達すべく、

周りも含め考えを改める時だ。

 

抜ける球が多く、コントロールも悪い。

 

意のままに操る境地にまで達すことができれば手の付けようのない投手になる可能性がある。

これこそまさに野球ファンにとっての夢だ。

 

かつてイチローが日本球界の常識をことごとく覆し、

大リーグで首位打者に輝くなどという絵空事を現実にした奇跡を

大谷は、もう一度見せてくれる可能性をもっている。

 

現時点の成長段階ですでに国内に敵はいない。

 

3年後の挑戦と具体化されたのに、まだ本人は兼任を続けるつもりのようだ。

 

これを裏返して見れば、国内に敵がいないことを自分で言っているようなもの。

 

言葉に出さなくとも、日本の器が知れたということだ。

だから、二つに手を出しても遊べる。と言っているのと一緒。

 

これが海外のリーグとなった場合、日本のように毎年同じようなメンツというわけにはいかないので

両方やっている暇はない。

スケジュールも日本より濃い。

相手打者の脅威のレベルも格段に高い。

 

海外へ行くとなったとき、今までの選手は、すべてピークを過ぎてからのものだった。

それは、海外移籍へのシステムが整っていなかったから。

 

行きたい、行ける、やれる。と感じたまさにその時が、ピークだからだ。

そして、スポーツ選手のピークなどそんなに長続きしない。

輝く瞬間は一瞬だ。

 

イチローだけが、

結果を残したまさにその時の絶頂以降でも海外で結果を残し、さらに高い結果を見せつけた。

 

だからピークをその時に持っていけるよう、

今から、投手としての能力に磨きをかけるべき。

前述した目標とするゴールとは、何も海外で活躍するというようなことではない。

 

理想とする投手は、どのようなものか。

どこにたどり着くつもりなのか。

そこを目指してほしいのだ。

 

さあ、開幕だ。

大谷は何を見せてくれる。

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