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緊急イチロー特集 イチローが事実上の戦力外通告となった2018年春

イチローは昨季、ベンチには入らないが、練習してもいいよという

契約だったように思う。

 

この契約に、イチローは喪失感はないとか、マリナーズのためになるのならとか、

大好きなチームメイトのためになるのならとか、

言っていたが、強がりに聞こえた。あるいは、しがみつける方法が見つかったので

お茶を濁したような発言だった。

 

結局は、一線を退くことの言明を避けるための苦肉の策であり、

落としどころを見つけた結果が、ここだったということだ。

 

元々、マリナーズは外野手に欠員が出てしまって、臨時でイチローを獲った。

獲ったのはいいが、外野手が復帰してきたら処遇に困り、こんな待遇を提案してみた。

イチローも体裁が整うから受諾し、双方が落ち着き、なんかよくわからないけど、

ファンもちょっと落ち着く結果となったに過ぎない。

実際は戦力外通告だった。

 

それなら、そんな飼い殺しはしないで、マリナーズも手を出さなければよかった。

イチローもこんな飼い殺しに見える体裁に笑顔でいないで、

浪人して、もっと自分を見つめ直せばよかった。

 

浪人すれば、日本なら打診に動く球団があったはず。

そうなれば、イチローにも違う感情が芽生えたかもしれない。

そして日本復帰となれば、日本のファンには大きな夢を届けることになったに違いない。

 

衰えて、ひ弱な姿を日本で見せることが良いこととはならないのだが、

時勢、感情、状況では良転するかもしれない。

その可能性があった方が良かった。

 

マリナーズの横やりはファンを失望させる結果となった。

イチローの決断も茶を濁しただけだ。

あのイチローが老いて。自分の立場を慮ったか。

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