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球数制限問題Ⅳ

夏の暑さの中、野球をやらせることが虐待などという愚見すら聞く。

暑さは、やっている側から言わせると、さほど気にならない。

 

疲れたとか、もう投げられないとかは選手の口をつくことはあるが、

暑くてできないということばは、まず聞いたことがない。

 

暑い時期をずらして開催したとしても、暑い時期に野球をやらなくなるわけではない。

夏だって、時期をずらした試合のための練習をする。夏の間、練習を休む野球部

はいない。同じことだ。

 

そして、毎日、暑かろうが寒かろうが野球に打ち込む彼らは、真夏のたった1試合に

くたばるほど弱くない。

実際、グラウンドは土と芝生であり、その上に水をまき、

建物に囲まれているわけではないので風が通る。

そして、野球は攻撃している時、順番がこなければベンチの日陰で休める。

さらに野球は、全力疾走している時間は1試合で数十秒。

だから腹が出ていてもできるし、プロは毎日、試合が出来る。

ピッチャー以外はどうってことない。

 

一般の生活では、コンクリート、車の排気ガス、クーラーの室外機、

ビルディングによる暑さに参っているので、そんな中で野球をやるなんて

倒れてしまうと考えてしまいがちだが、グラウンドは意外と涼しい。

ベンチのこもった中にいるより、グラウンドに立ったほうが涼しいと感じることもあるほどだ。

 

今の日本の暑さなら問題ない。対策と鍛錬で克服できるし、試合間隔が空けばいい。

暑さが危険と言うなら、硬球に金属バットの方がよっぽど危険だ。

実際に、多くの死人が出ている。

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