結局、このケースはリプレー検証が許されていないことから雰囲気で決められた感があった。
2020-10-6 高校野球で抗議を受け入れた見たことのないシーン
球場の雰囲気、両チームの雰囲気、そして、審判の中にもファールに見えたけどとか、
ホームランのような。。ということで出した判定という印象がある。
しかし、ファール判定は正しかったのだろう。
しかし、高野連が再協議を促した点を見ると、実は見守っていた高野連の人達の大勢がファールと
見ていたからかもしれない。
もしくは、高野連がリプレー映像を裏で見たからかもしれない。
この高校野球では前代未聞の抗議からの判定覆りという現象は、プロで採用されたリクエスト制度により、
覆ることが当たり前となったので皆、それを容易に受け入れることができるから起きたとも言える。
野球ファンにはその認識ができたからだ。
この試合では脚をつる選手が続出した。
そのため、本来ケガとして認められない脚のつりだが、臨時代走の処置がとられたそうだ。
こういう柔軟な姿勢は正確な判定にも取り入れて行ったらいいだろう。
審判をプロにするとか、副審を置くとか、リプレーを取り入れるとか。
しかし、100年以上続けてきた仕組みを変えることには高校野球らしくない
という見方も出てくる。
なんせ、高校野球は教育の一環であり、野球の技術向上や野球レベル向上のためにだけ
やっているわけではないから。
ちなみに、脚をつって臨時代走の判断に至ったのは治療に時間がかかり、中断することへの懸念が影響させたものだった。
別の見方をすれば、その柔軟な判断のせいで治療の時間が許されないことから
選手交代を余儀なくされ、
そのチームには戦力低下を強いられるという見方もできる。
つまり、代走のおかげでその体を慮ったように映るが、治療の時間がなくなり、
守備の際、交代しなければいけなくなるということ。
思いやりのつもりが、実は余計なことかもしれなかったということだ。
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