東海大野球部が大麻使用を理由に、活動を休止している。
東海大野球部員が犯罪に手を染めたことで野球部自体が委縮する態度に出るのは
野球部の寮でやっていたことが決定させたと言える。
例えば、野球部員が、外で女性を暴行した、などの事件なら野球部が責任をとる形にはならない。
たとえ、部員3人で女性に暴行したとしても野球部は遺憾を述べるだけで野球部の活動を
休止にはしないはずだ。
そして、今回の大麻使用も道端で3人のうち1人が野球部員で2人は友人ということなら野球部は責任を負わない。
その人が野球部に所属しているというだけだから。
その人が所属しているコミュニティは野球部だけじゃない。
所属する、肩書がある団体が全て責任を取るなどということはあるわけがない。
つまり、今回は野球部というコミュニティが犯罪の温床になったと認めなければ、休止する必要はないはずなのだ。
ひとつは抑止力になる。そういうことをすると、こういうことになるよ、ということを知らしめる。
そして、自浄したいとの気持ちもある。
また、隠ぺいしていたあと発覚した時の大きさがあるので、早くに手を打って、うちは
こんなに反省していますよ、社会に反する行為には自ら律する団体であるということを
アピールすることにより、世間からの糾弾をやわらげる効果だ。
それから、まだまだいる可能性もあるからだ。または、野球部員多数で合議の上で事に及んだ
事情をキャッチしていたからかもしれない。
古い話だが、ある超有名な選手だった息子が所属していた大学野球部では、その超有名選手名義のカードを使って
その息子が大盤振る舞いをしていたということがあったそうだ。
彼の施しに部員の中には彼になびく者が出てきてしまい、これは部の紀律に影響すると、
退部させたということを聞いたことがある。
部内への汚染拡大と、さらなる悪評を懸念して、休止という判断を下したか。
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