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高校野球は感動させてくれなきゃダメ 誹謗中傷の熱

誹謗中傷による惨事で、法整備の熱が高まった。

言う方は無責任で、言われる方は身も心も病む。

妬みが多く、一過性が多い。

 

以前、神奈川大会で桐蔭学園が3回戦、県立の大師高校に敗れ、

握手を拒否したと話題になったことがあった。

 

プレーへの批評ではなく、プレーから離れたところで理想とされる姿勢を少しでもはみ出すと

たかが高校の部活動に対して集中砲火を浴びせ、この時は、いち高校生の少年の精神まで蝕むほどになってしまった。

 

高校野球は高校生の部活動なのだから外部の人間には本来、関係ない。

高校生の部活動の出来事を暴力行為や飲酒、犯罪でもないのに大騒ぎするなら、対象の立場を慮り

自身の立場を鑑みる一呼吸が必要となる。

普段は教育に関わっていない、見向きもしていないのにアマチュアのそれも高校生の部活動に

夏になった途端、ちょっと気にかかったことには外部から参加していい権利を突如手にしたかのよう。

やっている側からすれば、俺たちの活動にいちいち入り込んでくるなよって話だ。

テレビ中継だって、選手たちの意向は聞いていない。

いわば、出演料も払わず、勝手に放送している。

 

外部の者は観させてもらって、彼らの無償のドラマを楽しませてもらっている立場だ。

なんでも横一線に思っているから、その通り事が運ばないといやなのだろう。

高校野球は勝敗より高校野球らしさを見せるもの、

そしてこちらを感動させてくれなきゃだめと思っているのだろう。

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