甲子園での交流戦が開催できたのに、夏の大会ができなかったことの理解には苦しむ。
他の高校部活動の全国大会が中止になる中、野球だけ開催するわけにはいかないというもっとも
らしい宝刀のごとき託宣に反論は聞かれなかった。
野球だけ、なぜやっていいんだ。ではなく、インターハイだけ、なぜやらないんだ。と考えれば開催していい。
統括する団体が違うのだから見解は変わる。
別に野球だけ特別視しているわけではない。歴史があり、日本の第一スポーツだから
特別扱いができるというわけではない。
しっかりとした考えに基づいてなら、堂々と開催していいのだ。
各地で独自大会というものが開催されたし、なにより甲子園で交流戦は行われた。
どうやって折り合いをつけようか、混乱が手に取るようにわかり、
どうしていいかわからない右往左往とした体裁づけばかりが目についた感だ。
独自大会として開催にかこぎつけたことを各地で選手が感謝している。
県岐商の監督も甲子園で試合が出来たことに万感感謝していた。
どうも異議を唱えたくなる。すんなりとその言葉に納得ができない。
何とか努力して整えてやったぞ、という印象が広がる。
むしろこれくらいのことしかできなかったのかと思われる。
高校生は大人に振り回されたのだ。むしろ努力が足りなかったと思える。
夏の大会開催がなぜできなかったのか。
多くの科学者が外で感染リスクは少ないとしている。
政府がハッキリとした対処方法を示せず、メディアは好き勝手に報ずることで、
世間体が高校生の青春を奪ったと言える。
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