両リーグ優勝が前年最下位チームでそろったのは史上初だそうだ。
しかも両チームとも本拠地で勝った瞬間、歓喜の輪とはいかず、ヤクルトは阪神の、
オリックスはロッテの負けを待たなければいけなかった。
こんなケースも稀だろう。
それだけ接戦のペナントだったということになる。
オリックスはマジックが点灯しないままの優勝だった。
今年も試合数は少なくなったものの、120試合以上戦って、やっと優勝に輝いた。
120以上の試合の中で数試合、変わっていれば優勝はなかったわけだ。
そういう意味ではこれを通常の140試合以上にすれば優勝チームは変わる可能性が十分にある。
だからもう一度CSということで直接対決をして、日本シリーズの権利を賭けましょう、というのも
理はあることになる。
ただ、120試合以上を戦って優勝したのに、たった数試合をやり直して日本シリーズ進出チームを決める、
というのも矛盾がある。
リーグ戦で2位や3位になったチームが日本一となり、その年は日本で一番強いチームと称号を得ても
腑に落ちはしない。
ペナントレースの苦労に報いるということで、もうCSなしで
両リーグのチャンピオン同士の日本シリーズを観たい。
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