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ファンが喜ぶのはプロのプレーを体感できること

昨日、日ハムのファンイベントがあり、新庄はド派手に登場との映像だけやたらと目にした。

それはそれでいいのだが、日ハムのサイトで見る限り、

イベントの内容は依然としてファンとの余興というもののようだ。

ファンの目をとても気にする新庄ならここへも一石を投じるかとも思われたが、

まだ実質の新庄政権はスタートしていないのでそこへは言及しなかったか、それでいいと思ったか。

仮装とかダンスとかギャグとか歌とかそんなものがうれしいか。

 

こういう時にファンが最も喜ぶのはプロのプレーを一緒にグラウンドで体感することだ。

または、野球とは離れた運動能力を見せる。たとえば、短距離走やジャンプ力、パワーなど。

これらを実感することで、あーやっぱりプロはすごいやとなる。

 

ファンはこの時くらいしかチャンスがない。

キャッチボールしてもらうだけでもファンは感激するものだ。

プロはこんなボールを投げるのか。プロはいつも同じところに投げられるのか。

プロはこんな速い球を投げるのか。俺でもプロの球を捕れるのか。

プロも俺と同じ回転をしているのか。

といったことが楽しく、また新たな知識を得て、プロの試合を観戦する楽しみにつながる。

 

そして試合では一転、勝負師としてまたは野球スポーツの達人として素人には真似できないと思わせるプレーを見せ、

子供たちには感動させ、あんな風になりたいと憧れさせることが、最もファンサービスであり、

それがより野球への興味を引き、野球の発展につながる。

最高のパフォーマンスこそがファンサービスだ。

 

または、プロが見せる真剣勝負の裏の人間味、俺と同じことを感じたりしているんだとか、

プロも興奮したり、落ち込んだり俺と同じ部分があるんだとか、親近感をもつ。

これは、おもしろくもないギャグやおふざけ、予定調和のパフォーマンスから感じるものとは違う。

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