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いつまでやってんだ 勝負の世界はいつまでもお前を必要としない

Slugging Los Angeles Angels pitcher Shohei Ohtani greets Seattle Mariners outfielder Ichiro Suzuki during training in Seattle on May 4, 2018. The Seattle Mariners said the previous day Ichiro is transitioning to the role of special assistant to the chairman of the team. (Kyodo) ==Kyodo (Photo by Kyodo News via Getty Images)

鶴竜が引退し、横綱が1人となって白鵬も先が長くない中、次の横綱は?と思うと

どうにも層が薄そうだ。

 

鶴竜の引退は遅すぎた。

ここまで引っ張った理由はいろいろあるのだろうが、横綱は本人の意思で居座る地位ではないので、

もっと早く見切りをつけるべきだった。

行儀が悪いとか、よく休むとか、が理由ではない。

横綱としての取り組みをしていないからだ。

何と言っても平幕に引くなどということは横綱の相撲ではないわけで、平幕相手に引くくらいなら

負けた方がよっぽどいいのだが、そこを理解していなかった。

 

先日は、57歳の大学硬式野球部員が公式戦に出場というニュースがあった。

吃音という障害から野球を続けなかったそうだが、このニュースの捉え方はいくつになっても

諦めずに希望を成就させた、という賞賛になる。

ただ、諦めずにこの歳でも、というより若い頃は諦めているわけだ。

運動能力があった若い頃は、他にもやることがあるので好きな野球は諦めた。

この歳になると、もう一度、野球をやる余力ができたので、そこへ大学野球という

年齢に関係ないシステムがあるので活用した、という印象の方が強い。

 

若い頃は野球にばかりはこだわってはいられず、むしろこの歳だからこそできたことで

諦めずに、という印象はない。

ただ、アマチュアの野球なので、外部からゴチャゴチャ言う必要はなく、本人も

いちいち取り上げてくれるな、といったところだろうが、行動には賛同できない。

 

名古屋工業大学というレベルの低い野球部だから実現したことであり、勇気をもらうと捉える方も単純な思考回路だ。

もう一度言うが、本人はいちいち取り上げるな、かまうな、というところだろうが。

 

行動に賛同できないのは、大学野球は若者の場であった方がいいからだ。

57歳の人が、加わってもチームにとって野球の実力が上がるのに貢献することは何もない。

練習に参加すれば、その時間を少しならず奪うわけで、むしろ周りの伸びを阻害する。

ここは、大学野球へのあこがれがあっても遠慮すべきところだ。

それならばマネージャーとかで協力すればいい。

何も選手ではなくても、情報分析や手伝いなど出来ることはいくらでもある。

 

以前は東大野球部に現役の医者が入部し、神宮で投げたということがあった。

松坂はまだ面の皮厚く居座っている。

明日へ。

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