毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

ケガをしない野球選手はいない 五体満足のプロ野球選手はいない

Generated by IJG JPEG Library

ケガには理由がある。

ケガさえなければもっとすごかった、といった言い方をされるが、ケガする体をもった実力だし、

ケガをする能力が実力だ。

そしてケガする本人もそのプレーのために、その試合のためにケガを覚悟したかもしれない。

または、ケガをしてもやらなければ理想のプレーができないから、無茶を承知で鍛え上げ、

それでケガしてダメなら仕方ない、と選択したかもしれない。

 

五体満足でプレーをしているプロ野球選手は少ない。

どこかに不安箇所があり、ケアしている部分があるものだ。

そしてプロ野球選手は人より身体がでかく、人より身体能力が高いからその場にいられる。

この条件は運動を続けていれば、パンクする可能性が高いし、張りつめた身体へと

鍛え、つくっていかないと高いレベルに対応できない。

だから、たいがいどこかでパンクすることになる。

 

だからケガにより、実力が発揮できないということはない。それが実力だ。

そしてケガもしない方法はある。

とはいえ、長くやって、無事故とはいかない。

それでも自己の身体を研究し、管理し、鍛錬することで回避につなげられる。

 

ケガはしてみないと、気づかないものだ。

健康は病気になってみないとそのありがたみに気づかない。

ケガをしていない状態、健康である状態から人生が始まっているから、そうでない状態が

異常と捉えてしまうが、管理しなければ必ず衰えていく。

早いうちからそこに気づき、管理すればそれを後ろに倒していくことができる。

ケガを仕方ないで済まして観る見方も変えれば、選手の思考も変わるだろう。

やる人間は限られ、その期間は限られるが、観る方は長くたずさわることができるし、

その観方による知見は蓄積できる。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP