大谷の日本でのホームランは天井に当たったとも言われるが、直後はインプレー中の打球に
手を出すバカがいることでリプレー検証とされた。
ファールグラウンドに配置されるボールボーイはインプレーであるのかデッドであるのか、
に対して敏感になることが使命だ。
フェアとわかればそのボールから必死に遠ざかるし、どちらかわからなければ同じく離れる。
明らかにそうでない場合は試合進行の円滑のため捕球しに行く。
手を出せばグラウンド空間内に届いてしまうエキサイトシートや外野席には
その教育をしたいものだが、無理があると思われるので、少なくともそこに座るらには
ファールボールに手を出すことは厳禁、逃げることを徹底させることだ。
当然、グローブの持ち込みも禁止となる。
だが、野球は競技場の大きさに決まりがない、という他に例を見ない、いい加減なルールを
採用しているから、インプレー中のボールに手を出してもどっちでもいいとも言える。
いい加減なルールに対して、不慮の妨害が入っても、
それに対する勝負の行方はどうなってもかまわないという見方ができるのだ。
競技場の大きさに決まりがないから、
ホームランの数を競争すること自体に無理があるのにそこでも差をつけて比べたがる。
人間のサガとして優劣を楽しみたいから。
数字こそは優劣を計るものだから、その他の要素を排除して単純にわかるものは
取り上げやすい。
数の勝負には無理があるが、対戦の勝負には無理はない。
その日、その場所で対戦する両チームは同じ条件でやっているので勝敗はつけられる。
結局、試合という事で言えば双方に同じ条件ならばゲームは成り立つ。
同じルールがその場で両方に適用されれば公平が保たれるからだ。
ただ一点、その公平を保つべき審判の目が公平じゃない。
両チームに公平の気持ちでいても、時に、情と運と偶然が入交り毎日不公平が訪れる。


