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アーティスティックピッチング

田中につづき、ダルビッシュもけがをして休むそうだ。

ダルビッシュの投球内容をリアルタイムで見ていると

とてもおもしろいので無理をせず、元に戻してから出て来てもらいたい。

 

怪我前のピッチングはコントロールに苦しみノックアウトを食らっていたが、

その時から怪我の兆候があったのだろうか。

 

その前のピッチングは面白いものだった。

 

大リーグ通の人が、

「アスリートというよりアーティストという表現があっている」

と言っていたが、 たしかにその要素を垣間見ることができる。

 

相手の力量、相手の出方、カウント、状況、など

この球をこの段階で投げればこうなるだろうと計算して投げている。

コントロールミスなどでその通りいかないと首をかしげる。

 

ストライクをとる、ファールを打たす、空振りをとる、ゴロを打たす、詰まらせる計算しながら投げている。

 

一流のピッチャーはみな計算をしながら投げるのだが、

海外の舞台で手玉にとるように投げるダルビッシュは、レベルが違うと今更ながら言っておこう。

 

スコアリングポジションにランナーを置いた時の

本気で三振とりいくときが、まさにアーティスティックな投球となる。

 

真っ直ぐ、数種類のスライダー、最後はカーブと

緩急おりまぜ、目線を変えるから、バッターはついていけない。

 

ついてこれないのがわかっていて投げている。

特に相手の力量が弱いと思えば、3球勝負で3振に仕上げていた。

 

試合の勝敗なんか度外視で見入ってしまう。

 

MLBのゲームを見るときは勝敗はどうでもいい。

 

どこが勝とうがかまわないし

選手がチームの勝利のために動いているというより

自分の価値のために動いているように見える。

勝負に固執しているようにはどうしても見えない。

 

試合内容も投げる、打つ、捕るを繰り返し、作戦というものを感じない。

勝負に固執するのは首脳陣だけ。 という印象だ。

 

だからダルビッシュのようにその時何を考えながらそのプレーを選択したのだろう

次はどうするのだろう と考えながら見ているのがとてもおもしろい。

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