ソフトバンクは圧勝だった。
シーズンも圧勝、
2位チームに優勝決定時点で10ゲーム以上、
3位チームには20ゲーム以上、
最下位チームには40ゲーム以上の差をつけていた。
40ゲームなんて同じリーグで野球をするべきレベルでない。
東大が6大学に属しているのと似ている。
プロはシーズンが長いので、全ての試合を勝とうとしない。
捨てゲームをつくり、ピッチャーに休養を与えながら
相手との兼ね合いを見ながらプランする。
つまり、最下位チームにも勝てる試合があるのだ。
それでも、これだけの差をつけ
CSでは、ひとつも落とさず、蹴散らした。
実力通りの結果を見せつけ、
短期決戦で戦力を集中させれば、相手にならないことを
誇示してみせた。
相手チームは、むしろCSでチャンスをもらったことが
恥ずかしいだろう。
ロッテは吊し上げられた格好だ。
ソフトバンクとしては、CSなど練習試合にすぎない。
優勝してから、ここまで期間が空いたことと
消化試合で負けが重なったこと、
けが人が出たこと、
などの理由でCSに不安がささやかれたが、
日本シリーズへのいい調整になった。
1軍と2軍以上の差があるソフトバンクと他のパリーグ球団。
日本代表も野手はソフトバンク中心でいい。
そこへ、他球団からちょいちょい補強するのがいい。