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梅野が防いだとされる重盗 塁審の位置など 今週の出来事

 

最近話題になった気になる出来事を取り上げる日曜日。

 

 

「三走は送球予感し帰塁…DeNA 阪神・梅野の左足に封じられた重盗」

 

 

コリジョンルールにより重盗の作戦を積極的に取り入れているそうだ。

 

しかし、このプレー。

横浜ベンチは梅野にやられたという見方をしているようだが、

さほど高度なプレーをしたわけではない。

 

インコースに構えた梅野に投球はさらに打者よりの低めに来た。

自然、梅野は3塁側へ体を傾けることになり、その勢いで3塁側へ

ステップした。

 

これに3塁ランナーの白崎が躊躇し、1塁ランナーも鈍足の

筒香だったために、2塁送球でアウトになったという形だ。

 

1,3塁のランナーがもう少しうまく、速い選手なら

もっとうまくやれるプレーだった。

 

重盗をかまそうとした時の2人のランナーが走塁技術に乏しいがために

起きたプレーだ。

 

このプレーを生んだ原因をもっと言えば、

19打席ヒットのないロマックの打席でこのプレーをしたいのなら

筒香が1塁ランナーになりうるこの打線を組んだ監督の戦略ミスが

引き起こしたと言える。

 

「センバツ決勝は延長に突入」

 

半月以上前に決着したセンバツで

審判判定で気づいたことがあった。

 

最近の2塁塁審はランナーがいる状態では、ベースの前に出る。

 

これでいくと2塁への牽制でランナーが周り込んだ際、

野手のタッチと走者のベースタッチが見えにくい。

 

ボールはピッチャーやキャッチャーから送球されるため

ベースの前に塁審が立つと、どうしてもタッチプレーを

近くで見ることができない。

 

送球が、塁審の背中から来ることになり

プレーを邪魔しないように近づけないのだ。

 

ベースの後ろにいれば、送球は塁審の前からくることになり

ベースが塁審の前にあることから送球は前から来ることになり

送球を見ながらでもプレーが行われるベース近くまで寄っていける。

 

2塁塁審がダイヤモンドの内側で、2塁ベースへ周り込んだランナーが

タッチをかわしていると思われるプレーでアウトとしているシーンを

よく目にするようになった。

 

先日のセンバツ決勝でもこのシーンがあった。

ショートの技術がうまかったともいえるが。

 

また、前に出ることで打球に当たった場合、

野手より前にいる塁審に打球が当たった場合、

いわゆる「審判は石」とはならず、ボールデッドになると最近話題になった。

 

前に来れば、避ける作業は俊敏さをより要求されることになり、

これも弊害のひとつだ。

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