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日本は6連勝敗けなしでロスへ イスラエル戦を振り返る

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中田に代えて内川、秋山に代えて鈴木を起用してきた。

だんだん、良いオーダーになってきた。秋山代えたくないけど。

鈴木が、練習で調子よかったんだって。

 

小林、内川、坂本、筒香、山田がドラフト1位で松田逆指名(1位)。

菊池、鈴木ドラフト2位

青木が4位で千賀が育成。

さすがの面子。当然とは言え、代表に選ばれる選手は、アマチュア時代から評価が高い。

 

キューバ戦につづき山田が出塁し、スコアリングポジションに行くと、筒香に回ってくる。

キューバ戦では2度筒香が還してくれたが、

昨日は初球をストライクコースに来た球を捉えに行った。

いい当たりも、筒香シフトで三遊間寄りに守るサード正面となってしまった。

 

山田、筒香のラインが得点源となっている。

とすれば、やはり、柳田、糸井、大谷を加えた並びになれば、破壊力、得点力、つながりと

これぞ、日本代表ということになる。なるはずだったのに。。。

 

2回の1,3塁では松田にスクイズやってほしかった。

「初球やれ!まあ、やんねえわな。。。」とつぶやいている中、

松田は3球ポップフライを上げていた。

その前の内川フォアボールの後、坂本も鈴木も打たせたので、この連続から行って

そこで松田にスクイズという選択は通常ではないのだが、

1点を獲りに行っていい場面なので、スクイズでも良かった。

 

今大会、菊池のところに飛ぶと、場内がざわつく。

菊池なら何やってくれるんだろうと、

余裕のある打球には華麗に魅せてくれるので場内のファンも楽しめる。これぞプロ。

 

当たり前のようにスーパープレーを期待通り見せつける菊池に対して、

打では、ここでホームラン打ってくれと思ったところで筒香が完璧に打ち返した。

これもプロ。

 

この後、内川がフォアボール、坂本がつないで1,3塁で鈴木のサードゴロに内川が狭殺となった。

1,3塁はゴロゴーでOKだ。

それは、このように狭殺の間に1塁ランナーが3進できるから。

挟まれた3塁ランナーは2,3塁になるよう時間を稼ぐことだ。

そして、アウトになる時は、先の塁へ、

この場合はホームへ向かいながらアウトになれば、2,3塁となる。

この技術はまた、今度詳しく取り上げよう。

 

坂本は2塁へとどまった。

これは、走塁ミスだ。

プロのゲームで挟まれたらほぼ、アウトになると考えていい。

だから坂本は、内川はもう死んだものとらえてノンストップで3塁へ行かなければならない。

2塁到達し、オーバーランしていた時点でまだ、内川は挟まれている状態だった。

仮に内川が粘り、3塁でセーフになっても坂本タッチアウトで2,3塁にランナーが残る。

これは、坂本の一瞬の判断、躊躇が2,3塁をつくれず、1,2塁と攻撃の後退を招いたミスだ。

 

満塁で廻ってきた菊池に松田の時同様スクイズをやってほしかった。

サインが出なかったとしても菊池が独断でセーフティをやってほしかった。

2006年WBCの時、西岡がキューバとの決勝戦でプッシュバントを決め、タイムリーにつなげた。

イチローも過去の大会でランナーを置き、勝負どころでセーフティバントを決めている。

セーフティやスクイズは、要所でチームを勝利に導く重要な作戦だ。

菊池や松田などそれができる、そして期待できる選手であり、そういうシチュエーションだった。

やってほしい。

たとえ、失敗しても意図が見え、勝利への執念が感じられ、ガッカリしない。

ネガティブにとらえる試みでは絶対ない。

 

前の試合では1イニング限定だった平野がこの試合、回マタギの起用となった。

この試合、4失点しなければ勝ち抜け、しかもリードしている場面で回マタギの意味がわからなかった。

それなら前の試合の緊迫した場面で回マタギしたらよかった。

この試合は、わざわざ平野が2イニング投げなければいけない展開じゃなかった。

 

内川は、4打席で何かやってくれそうな技術のある選手だ。特に、ランナーを置けば

なにかやってくれると思わされる。これは、秋山もそういう打者であり、こういう選手を

打線の中に入れているのがつながりを呼ぶ。

また、勝負どころの代打でも頼りになる。使い勝手の良い選手だ。

内川に守備力があれば、外野の先発に使いたいところだ。

中田よりは、先発で使いたい選手だが。

 

これで6連勝。無傷でのロス行きを決めた。良くやっている。

しかし、これまでは日本の屋内球場でヌクヌク野球をやらせてもらえた。

しかも、相手にも恵まれてきた。(これは、大会主催者の意図だろう。)

これからロスへ渡り、屋外でどんなパフォーマンスができるか。

 

ところで、日本開催の外国チームベンチは汚そうだ。

外国の野球文化は、試合中何かを口に含み、唾を吐き放題、殻を捨て放題。

ベンチやグラウンドに捨てるのが普通となっている。

日本にはこんな文化はないので、ベンチは汚されてもいいように作られていない。

掃除が大変だ。

 

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