https://twitter.com/yakyucolumn
大阪桐蔭のスタメン
1,8藤原 枚方ボーイズ 大阪
2,7宮崎 志貴ボーイズ 奈良
3,3中川 大阪福島シニア 大阪
4,9山本 広島瀬戸内シニア 広島
5,5山田 東海ボーイズ 愛知
6,2福井 箕面ボーイズ 大阪
7,4坂之下 大正シニア 大阪
8,6泉口 和歌山日高ボーイズ 和歌山
9,1徳山 兵庫夢前クラブ 兵庫
履正社のスタメン
1,9石田 京都木津川シニア 京都
2,4溝邉 兵庫伊丹 兵庫
3,5安田 レッドスターベースボールクラブ 大阪
4,7若林 大淀ボーイズ 大阪
5,3濱内 松原ボーイズ 大阪
6,1竹田 生駒ボーイズ 奈良
7,8筒井 寝屋川リトルシニア 大阪
8,2片山 岸和田ボーイズ 大阪
9,6西山 兵庫伊丹 兵庫
初回の立ち上がり、大阪桐蔭先頭打者藤原が追い込まれながら変化球をホームラン。
狙っていた真っ直ぐを2球ファールにしてミスショットしたあとの一発だった。
ミスショットした後だっただけに大阪桐蔭としては大きなプレーとなった。
同様に履正社にとっても大きく、大阪桐蔭を楽にした。
藤原は、大阪桐蔭で最も好い打者。2本のホームラン。
秋の大阪大会で打たれたという大阪桐蔭エース徳山。
真っ直ぐに力があり、カットのようなスライダーは速くて打者の近くでキュッと曲がる。
投手陣が豊富なチームの中でも圧倒的にマウンドを任されている。
それだけ信頼があり、力のあるピッチャーだ。
6回初めて長打を許し、ノーアウト3塁とした徳山。
スコアリングポジションにランナーを背負い、ギアをあげた。
真っすぐのキレが一人異質に見えるピッチャー。
キャッチャーのミットに近くなるほど速度が増しているかのように見える。
ここまで完璧と言えるほど抑えられていた履正社が、
8回ランナー1塁から3連打で3点差を追いついた。ついに、徳山をとらえた。
9回先頭がヒットで出塁し、送りバントで徳山に代打を出す。勝負をかける大阪桐蔭。
代打・西島は、静岡戦で代打勝ち越しタイムリーを放っている。
2ランホームランで突き放す大阪桐蔭。
大阪決戦は最後に選手層の厚さ、戦力の豊富さ、地力の差で大阪桐蔭に軍配といった感じだ。
ベスト4から決勝は、まさに最強を決定するにふさわしいチームが残ってきた。
秀岳館は枚方出身の選手は減ったようだが、
報徳、秀岳館を含め皆、大阪と兵庫を中心とする多くの近畿圏選手で形成されている。
大阪をはじめとする近畿の裾野の広さ。
今大会、1戦を観ただけで戦力が抜けている印象を受けた大阪桐蔭が大会を圧倒した。
エースが投げなく、控えの選手たちでも
この舞台で勝ち上がっていけると思わせるほどの充実した戦力。
主戦級のピッチャー4，5人抱え、正キャッチャーを欠きながらこの強さ。
春夏連覇の可能性が現時点ではとても高い。
さらに2年生に人材を多く抱え、2年生ピッチャーも多いことからその先の連覇も見据える。
ただ、根尾は中学時代から注目され、その進路先をどこにするかと騒がれたほどの逸材だが、
投球にしてもバッティングにしても大きな選手になろうと豪快なプレーをしている。
それゆえ、ピッチングはコントロールが悪く、バッティングはミスショットが多い。
5点差があるのに先頭を歩かせているようではエースになれない。
センバツは、文字通り選抜されたチームで行われる甲子園大会。
したがい、優勝チームは日本一でも全国制覇でもなく、センバツ優勝とか春の甲子園優勝という位置づけだ。
選手権である夏が年に一度の日本一を決める大会。
https://twitter.com/yakyucolumn
