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アメリカに敗れた後はとっても大事なキューバが相手

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キューバは、先頭打者がフォアボール、2番がセーフティーバント、3番が送ってきた。

これをスモールベースボールと表現する。

日本のやるスモールベースボールを取り入れていると。

 

しかし、これをスモールベースボールと表現するのは、野球の本質に合わない。

野球は、ホームベースを踏むか、踏ませないか。相手より1回ホームベースを多く踏むゲームだ。

ということは、できるだけランナーを先の塁へ進める作戦は当たり前の事。

ホームランは、成功確率が極端に低い。

フェンスが遠いところに設置され、これを越えたらホームランという特別の称賛を用意している。

極端に低い確率のものを成功させるから、ご褒美がルールになっているわけだ。

連打での得点も極端に成功確率が低い。

先の塁へ進め、得点の成功を獲得する戦法がスモールベースボールか。ちゃんちゃら可笑しい。

 

右ピッチャーに1人また左打者を増やして、7人を揃えた日本打線。

相手の情報が満足には得られない国際大会で、先制点はとても大事だ。

特に立ち上がりは、どのチーム、どのピッチャーも難しい。

初回、0で抑え、2点を獲ったことが、この試合を大きく有利に働かせた。

昨日のアメリカには実力で完敗したが、初回の攻防を見る限り、キューバは実力で

ねじ伏せられる相手だ。

 

3回、同点に追いつかれた場面では、ライトオーバーの打球に1塁ランナーを還してしまった。

中継がしっかり行っていなかった。こういう確実にできるところは日本代表ともあろう選手は、

しっかりやってほしい。

こういうプレーこそ大事という意識がある選手たちが日本代表に集ってほしい。

 

藤原の返球が高かったのか、セカンドの位置が悪かったのか、練習不足か、意識の低さか、

この程度しかできない選手たちなのか。

 

打つことや速い球を投げることより、ここができることがうまい選手ということ。

打つことの成功確率は低くとも、中継プレーを成功させる確率は高くできる。

 

同点の3回ノーアウト2,3塁で清宮の前の安田に敬遠の作戦をしたキューバ。

通常考えられない作戦だ。

打者が清宮だからというのでなく、3回という浅い回で、しかもノーアウトという場面。

大量失点すれば、そこで試合が決まってしまう。

一か八か、勝負に行った積極的というか無謀というか。

これには、ネクストにいる清宮もそりゃ笑ってしまうわ。

 

古賀の打球でタッチアップをしなかった安田。

安田は、この回1塁ランナーで清宮の犠牲フライに浮いた返球の瞬間、2塁を狙ってもよかった。

さらに桜井のセンター前ヒットでは、3塁を狙えた。

初戦のメキシコ戦でも自身のセンター前タイムリーで2塁進塁せず、

ベンチから掛け声が出ていた。

安田のサード守備は機敏でなく、打つことで高校球界のトップにいるが、

その他の点で未熟さが目につく。

プロでは、このプレーから脱皮しないとファーストかDHでしか勝負できない。

 

山下は、どうもバランスの悪い投げ方で、高校NO.1左腕の評価もあったくらいだが、

コントロールが良くなく、その評価にあたらない。

本格的にピッチャーになったのは2年秋からだそうだ。

この先のこの大会では、信用して使うには不十分な内容だ。

序盤を観ながら、早く継投に移った方がいいという印象を受ける内容だった。

 

田浦が操る変化球はおもしろい。

思わず振ってしまったり、打てると判断した球がブレーキが効き来なかったり。

スライダーと独特のチェンジアップが効いている。

この先の中継ぎで、磯村と田浦がフル回転することは決まった。

 

内野に天然芝を敷く海外の球場。

バントがヒットになりやすい。これからの球場がどのようなものかわからないが、

打てないアメリカ相手には、このバント、球数を放らせること、足をからませることで

活路を見出すか。

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