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次のステージへ進出決定 オランダ戦 苦しい戦いがつづく

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オランダの先発ピッチャーは、球が速い。スライダーとの組み合わせのピッチャー。

日本人にもよくいる真っ直ぐとスライダーで押してくるタイプだ。

序盤、真っ直ぐに押されている日本打線だが、動かしてくるアメリカピッチャーより、

対しやすいだろう。

 

そういう意味では、徳山も似たタイプと言える。

この試合で2試合目の先発となり、中2日。実質、日本のエースとして使われている徳山。

昨日の山下やアメリカ戦の川端のようなボールが多く、コントロールに窮するということがなく、

ストライク先行で勝負できるので、自分の持ち球を有意義に使うことができる。

 

ボール先行すると打者に絞られるが、ピッチャー有利のカウントとなると、打者は迷い、

捉えることが難しくなる。

これが出来るピッチャーが信用できる。いや、これをできる選手をピッチャーという。

 

徳山が投げる右打者へのシュートが初戦同様、効く。

右打者は詰まらされ、またしてもピッチャーゴロをもらう。

 

5回先頭の左打者に対してツーツーからストレートをボール球で要求した古賀。

なぜ、このカウントでストレートのボール球なのか。

ストレートのボール球は高めがストライクに見えてしまい、振ることがある。

外へのストレートは、始めからボール球として軌道が見えるので振ってくれるケースは少い。

 

外へのボール球は逃げるような、ストライクからボール球になる球を振ってしまう。

ツーツーのカウントでのストレートを外にはずす配球は解せなかった。

次の勝負球のフォークを生かす配球だったのだろうが、

これを見送られて先頭打者を歩かせてしまった。

しかし、この回を凌いだ6回表が日本の勝負所だ。

 

その6回、バントが芝で止まったり、相手の牽制悪送球など日本にチャンスが回り、同点。

ピッチャーも気落ちしており、ここを突け入る日本打線は、上位が思い切って振っていった。

終盤にきてやっと乗ってきた日本。

ところが、完全にセーフの牽制をアウトと判定された。ここは、勝負所の日本にはつらい判定だ。

今度は、日本が気落ちさせられる。それでもパスボールで逆転した。

 

6回から田浦がリリーフ。

この大会フル回転となる田浦のチェンジアップが、各チーム合わない。

ただ、使い詰めとなった時の勝負所で打ち込まれないよう、

調子を見極めて使うことが必要だろう。

昨年の、堀なら大丈夫、堀で打たれたら仕方ないという使い方はしない方がいいように思われる。

磯村がいいだけに、磯村もうまく使いたい。

 

負ける相手ではないと思われたオランダに先発ピッチャーの好投で危い試合となった。

モノにしたのは大きいが、ここまでの4戦を見る限り、今後も苦しい戦いが続く。

勝てる相手にも取りこぼす可能性がある内容であるし、次のステージは1戦1戦が修羅場となろう。

戦前はもっと強いチームに思えたが、ここまでの内容はいまいちだ。

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