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第2戦は広島が地元で幸運を引き寄せた ソフトは甘い試合運び

デスパイネをレフトに置く、超攻撃型布陣のソフトバンク。

最初のレフトフライを落とした。

江本は「聞きしに勝るヘタクソ」と表現していた。おもしろい。

 

野球のルールでDH制度がない場合、守る人と攻撃する人は同じでなければならない。

このルールのせいで、高校生にも劣るような守備力しかない選手が外野を守ることになる。

逆に守備を買うことでアマチュア以下のバッティングレベルの選手が出場するということもある。

脚にも言える。

だからこの場では以前に野球大改革を提案している。

2014-10-3 大改革Ⅳ

2014-10-17 大改革Ⅴ

 

広島先取点の時の今宮の守備はプロらしかった。

素手で捕りに行かなければ間に合わないタイミングでチャレンジしに行き、ベストの動きを見せた。

おそらく、打球に向かいながら、間に合いはしないと思っていたはずだ。

内野手は、このタイミングなら間に合うか間に合わないかというのはわかっている。

見なくとも、ランナーがどの辺を走っているかを感じ取れる。

だから、アウトにすることより、この時点で魅せることに切り替えたりするのもプロの技。

セーフになったものの、プロのスピードをみせることでギリギリのタイミングとなった。

点を獲った広島ファンも、獲られたソフトファンも、どうだ?と興奮するプロのプレーだ。

 

3回、広島のエンドランのセカンドゴロに川島は、前に突っ込みながら2塁封殺を狙った。

序盤で点差がない状況なら、アウトにできると思ったらアウトを取りに行くのがプロ。

どんな姿勢からでもアウトにできる能力があるのがプロの1軍で試合に出る内野手だ。

ましてや日本一を決めるゲームに出場する選手がチャレンジしないのでは情けなさすぎる。

しかも、たいして難しいプレーではない。当然、1塁でセーフティーにアウトをとるのではなく、

プレーの選択にミスはない。それをちゃんと処理できなかった川島のミスであり、

いつでもできる状態にしていない技術の甘さだ。

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