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大改革Ⅳ

プロという最高レベルの試合の中で

ピッチャーが打席の瞬間はアマチュア以下のレベルの対戦が繰り広げられている。

 

およそ、テレビ放映に耐えうる映像または、

お金を払って見たいドラマではなくなってしまっている。

 

高校野球よりも低いレベルの対戦を見ることを強要されるのだ。

 

プロの最高のレベルの戦いには、この瞬間は、

ふさわしくないと言えるのだ。

 

また

打撃を期待して獲得する大型の外国人で守備力がまったくない

選手がいる。

 

守備力がアマチュア以下、高校生以下の選手が平気で

プロの試合で守備位置についている。

 

そういった選手の走塁も見るに堪えない。

アマチュア以下だから。

 

その瞬間に最高の技術でなくなり、とてもしらけるのだ。

 

それではどうしよう。

 

攻撃と守備で選手を代えていい制度がひとつの方法だ。

 

アメフトのように攻撃専門と守り専門を用意するのだ。

こうすれば前述の問題は解決される。

 

そして、プロの高いレベルの技術をいつも見ることができることになる。

また、多くのいろいろなタイプの選手に活躍する機会が与えられる。

 

野球は守備と攻撃では全く違う動作、作業を行う。

 

投げる行為、捕る行為、打つ行為、走る行為と全然違うのだ。

 

しかし、いわゆるハイセンスで能力の高い選手はすべてこなす。

オールラウンダーというやつだ。

イチロー、糸井、陽あたりはその中でも特別な選手だ。

 

サッカーを例えに出せば、ボールを自分で、あるいは自チームで

確保するという行為を全員が行うので、キーパー以外は同じ行為を行う。

 

野球は、投手と野手と別れているくらいで、

攻撃陣、守備陣、走塁陣は、峻別されない。

 

野球は、まったく違う行為にもかかわらず、

選手交代は自由にできず、

出場選手が全てをこなさなければならない。

 

もともとこの仕組みで最高技術を連続させることに無理が

あるわけだ。

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