左が並ぶ広島相手に、1,2戦は右ピッチャーの先発だったソフトバンク。
シーズン中のローテーションの軸やチームのエースを中心に短期決戦を考える必要はない。
左バッターが打ちにくいのは確実に左ピッチャーなのだから、左ピッチャーを中心に
起用をすべきなのだ。
第1戦も、先発の千賀をあきらめた後の2番手スイッチという回に
広島は8番が左打者、9番がピッチャー、1番が左打者と並ぶ打線で
右ピッチャーの武田が出てきた。
人材がいないのか知らないが、ここは左のワンポイントのはずだ。
いいピッチャーから順番に投入するのでなく、左には左をぶつけた方がいい。
それこそ、1流の人材が揃うプロの戦い方であり、高度な戦略であり、チーム作りというものだ。
ミランダは右打者相手の方が被打率が低いそうだが、左打者の方が打ちにくい。
上背があるので角度がある真っ直ぐを左打者のインコースへ投げ込めば、それを弾き返すほどの
実力がある左バッターが広島にいるようには見えない。打っても単打がせいぜいか、
外野の間を割るくらいのもの。ホームランはまずない。
これに、チェンジアップやフォークが頭にチラつくので左打者からの連打の確率は低い。
したがい失点は少なく済む。
ただ、ストライク先行できないところが、信頼を置けない。
安倍のホームランは失投がど真ん中に行ったもの。この危険性はつきまとう。
だが、左バッターに何本もホームランを打たれるということはない。右バッターに連打はあり得る。
第1戦に先発させれば、このシリーズフル回転で使うことができたのに。
今日の東浜について広島はさほど怖くない。
https://twitter.com/yakyucolumn