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浦和学院が全国制覇へ仙台育英をも一蹴 今年は浦学が埼玉へ2年連続優勝旗を

この場では優勝候補筆頭と推している浦和学院がいよいよ登場した。

浦和学院は、1番から8番まで左を並べた強力打線。

そこに、大谷の投げ方を明らかに真似ている190センチ渡邊と豊富な投手陣を擁する。

渡邊は長身とフォームだけでなく、顔も似ていると思う。

先日、敗れてしまった、創成館の川原も大谷によく似ていた。

渡邊と川原の顔は似ているということになる。

 

初回、強力打線が、いきなり2点を先制した。

以前、この場でドラフト候補とした、3番蛭間は筒香を小さくしたようなバッター。

第1打席で外角低めの球をバットの先ながら強烈にセンター前へもっていった。

そして、8回にはホームランを放った。それも左中間へ。

埼玉大会、決勝でのホームランはライナーでライト中段へ突き刺している。

 

仙台育英も本来、全国でベスト8くらいには行けるチームだが、

全国トップレベルの浦学の実力に屈した。

浦学は、渡邊を6回で降板させ、

14番をつけた小柄でコントロールの良いサウスポー・永島をマウンドへ送った。

これからの戦いを見据えての投手リレーだろう。

そして9回には1年生を打者1人に投げさせ、締めはエース・河北という戦略。

 

甲子園大会も一巡して、

4強は浦和学院、横浜高校、大阪桐蔭、星稜だ。

筆頭は浦和学院。2年連続埼玉に優勝旗をもちかえる。

次点は横浜高校とする。

3番手に大阪桐蔭とするが、それほど圧力を感じない大阪桐蔭の春夏連覇は厳しそうだ。

4番手は投手陣が良い星稜とする。

 

あとはトーナメントの妙がある。

組み合わせや日程によって上位に食い込むチームや善戦するチームが出てくる。

 

浦学の左が並ぶ打線が横浜の板川、及川にどう対峙するかをぜひ見たい。

難なく打ち崩すということはないはずだ。

同様に大阪桐蔭が横浜投手陣にどう対峙するのかも見たい。

浦学ほど、左が並ぶわけではないが、主力打者に左が多い。

そして、大阪桐蔭は好投手相手に打線がつながらないシーンをよく見かける。

だから、右の渡邊相手でもそう簡単には行かないだろう。

そして、星稜投手陣や木更津総合投手陣、金足農の吉田、創志学園の西相手ではどう対峙するだろうか。

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