事実上の決勝戦、大阪桐蔭-浦和学院。
ここで当たってしまうのが惜しいとの見方もあるが、
元気なうちにがっぷり四つでぶつかった方がいい。
共に投手陣が豊富なので連戦でも疲弊しないが、3試合をこなして状態が上向いている大阪桐蔭と、
余裕を持って2戦をこなして、ちょうどよい調整になった浦和学院が、
ここでぶつかるのはベストのタイミングと言える。
4強と見ていたうち、横浜と星稜が消えてしまい、またここでどちらかが消えてしまう。
この場で大会前から筆頭として推している浦和学院が、初戴冠へ、最初のヤマを越えるだろう。
この場で予想したベスト8で、その通りとなったのは
大阪桐蔭、浦和学院、近江の3校で3勝5敗と大外れとなってしまった。
では、ベスト4は?
報徳学園-済美
山口に頼る済美は、さすがにこれだけの球数と詰まった日程ではきついだろう。
一方、報徳は2戦で済んでおり、余裕がある。
気持ちとしては済美がんばれの心境なのだが、山口次第だ。
期待を込めて済美がベスト4へ進むとしよう。
日大三-下関国際
三高も下関国際も、この場ではベスト16止まりとしていた。
三高は平安を力で抑え込み、下関国際は鶴田の好投で勝ち上がった。
打線好調だった木更津総合を散発に抑えたのは鶴田のツーシームだった。
これは、三高にも効く。
三高は、西東京大会を苦労してきたが、ここへきて投手陣4枚が皆、調子を上げているようだ。
日大三がベスト4へ。
金足農-近江
近江の打線は吉田を捉えると思う。林の好投が光り、投手陣が豊富な近江に分があるとみる。
金足農は何と言っても吉田頼みだ。
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