100回のこの大会に8月9日、長崎のチームが登場してきた。
高校野球100年は、2015年で3つのズレがあるのは、戦争などの影響で開催されなかったことが
3度あるからだ。
そんな困難なことがありながらも、野球をやることに喜びを見出し、生活が苦しくとも、
お金にもならない野球をやることに情熱を傾け、野球で感情を動かしてきた。
そういう人たちのおかげで、今の時代に野球がやれ、
この高校野球の素晴らしい戦いを堪能することができる。
100年以上にわたり、野球を愛する人たちが紡いできてくれたおかげで、
野球は日本の第一スポーツとなり、日本の誇るべき文化となった。
困難な中でも野球を紡いできてくれた先輩方に深く、深く感謝したい。
100年大会の時は、始球式に日本野球界の頂、王が登場した。
そして、導かれるように第1回に出場している早実が1年生清宮を擁して100年目も出場した。
今年の100回は、松井の始球式に、またも導かれるように星稜が初戦に登場した。
そして今日、8月9日に長崎・創成館が登場した。創成館は前回出場時も8月9日が初戦。
ここ4年で長崎のチームは3度、8月9日に初戦をしている。
100年以上、数々のドラマを生んできた高校野球だからこそ生まれるこれらの因縁だ。
創志学園と創成館という好カード。
両エースが好投手だ。
創成館は、ピッチャーが38人いて、5人をベンチ入りさせているそうだ。
その中でエースに指名されているサウスポー、川原は大谷に顔が似ている。
浦和学院の渡邊が大谷の投げ方を明らかに真似ているが、この渡邊もどことなく顔が似ている。
ということは川原と渡邊の顔は似ているということか。
左バッターが並ぶ創志学園には、サウスポーエース、川原が対する。
4回の川原からの3連打での3得点は、左バッターがすべて左方向へ打ってのものだった。
それだけでなく、川原から放った左バッターのヒットは全て左方向だ。
川原対策にセンターから左へ、引っ張るなというチームで意志を1つにした印象を受ける。
創志学園の2年生エース・西は腕を振って投げ込み、真っ直ぐで押し込み、
スライダーでバットを振らせる。
3回終了時点で4者連続三振、6回途中で6者連続三振、結果的に毎回で16個の三振を奪った。
4つ許したヒットも盗塁3つで刺している。
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