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左バッターが多い日本は左ピッチャー攻略が容易でない 日本VS韓国

両者、次ステージへの進出が決まっている。

ただ、勝負はどうでもいいという気はない。

次戦に向けての情報を仕入れるという目的がありながら、プライドに賭けて勝負にも勝ちたい。

やっと野球の試合が見られることとなった。

 

初回、左バッターが、なかなか空振りしてくれない。

ファールで粘られ、フォアボール。3番バッターのショートゴロを小園がエラーした。

不規則な回転で打球が変化してしまった。それでもゲッツーをとりに行っていなければ

逸らすことはなかっただろう。これは仕方がない。

そして、四番の右バッターの一発。スライダーでカウントをとりに行ったのだろうか。

崩してはいるものの甘いからバットに引っかかり、乗せられてスタンドへ運ばれた。

やはり、ビッグイニングは四球かエラーが絡む。

 

韓国はいつも、左ピッチャーが多い印象だ。

左バッターが多い日本は攻略が容易でない。

 

3回、先頭の小泉が四球を選んだ。ナイスバッティング。よく見切った。

日置が慣れないバントを変化球に恵まれて必死に進めたものの、小園が相変わらず打ち上げる。

左バッターは対応が難しい。

甲子園で豪快なバッティングを見せていた奈良間は木のバットと一流ピッチャー相手に

非力を露呈している。

 

立ち上がりから2回、3回と球数が多かった吉田。

真っすぐは良く見えたが、変化球に切れを感じなかった。4回あたりから乗ってきたようだ。

甲子園の時もこの場で記したが、スロースターターのようだ。

 

4回、藤原の3塁打の後の根尾が内野ゴロで1点獲りに行く場面で、難しい球に手を出して三振。

根尾がブレーキとなった。

左ピッチャーに左が並ぶ打線は相手を研究していないのだろうか。

あのスライダーは左打者の連打は難しい。

ただ、球数制限があるので、この先発ピッチャーも完投はしない。

そこにつけ入ろう。

 

吉田は6回まで投げ切り、韓国は6回から右ピッチャーが出てきた。

ここが、日本にとってはチャンスだった。

ところが、点を獲ることができない日本は、リードされたまま、さらに手ごわい3番手ピッチャー

を迎えることになってしまった。

 

次のステージでも結局相手は韓国になる。

韓国は、先発ピッチャーと最後を締めたピッチャーは良いピッチャ―だった。

何枚このクラスのピッチャーがいるのだろう。勝負はそこと、この日登板したこの2人のピッチャー

が、決勝でも投げるようだと、戦略がいる。

気をつけるべきピッチャーに対してどう打線を組んで、どう点を獲るかを徹底することだ。

幸い、情報は得た。日本のピッチャーは、韓国に大量失点を許さない実力者がそろっている。

韓国のピッチャーの情報をしっかり分析することだ。

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