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U-18 VSアメリカ 5連覇を狙う最強アメリカから16得点

アメリカ相手に16得点は全く想像しない結果だった。

 

日本は左が多いアメリカ打線に林を充ててきた。

また、この先も最大の敵となるアメリカに佐々木、奥川の情報を与えないということもある。

そして、林に対してアメリカがどんな反応をするかも見たい。

この内容次第によって大事なところでまた、林を使える。

 

初回、2塁ランナーがちょろちょろ動いていたので、ショートがベースカバーに動いた。

その動きを見て、林はプレートを外した。

おそらくサインプレーではない。そこをランナーとショートの動きを見て、

外せるのはセンスだ。さすが日本の高校野球のトップレベルのピッチャーだ。

投げるだけじゃない。

 

初回、先制点のタッチアップではセンターに上がった打球を

セカンドがカットしなきゃいけない送球ならホームは刺せない。

そのくらいの肩ならはじめから2塁ランナーケアを頭に入れなければいけない。

センターもセカンドもミスだ。

点が入らなかったからよしとせず、急造チームなのだから、チームでもう一度

こういう細かい中継プレーは確認しておいた方がいい。

1点を争う場面で致命傷になる。

 

アメリカ選手は速い球には強いはずだ。

それは、日本人よりは体がでかいので、速い球を投げるピッチャーはくさるほど

いるから。

そのアメリカ選手に真っ直ぐで空振りやファールをとっていた西。

スピードが充分通用することを証明した。

それは、鋭いスライダーとフォークがあるので、

そっちも気にしなければいけない打者が真っ直ぐに振り遅れる。

西の好投は今後の好材料。

3年前のアシ゛ア大会では、堀が大会中フル回転して、ずっと好投をした。

その結果で、堀はドラフト1位指名されるほど名声を高め、

今は、プロでも活躍している。西は中心となって使って行ける目途が立った。

 

トーナメント戦に入れば、ワンポイントのピッチャーを作りたい。

左打者が多いチームには左のワンポイントや1イニングを投げるピッチャーが欲しい。

右打者が多ければ、その逆だ。ただ右ピッチャーは多いので気を使う必要はない。

宮城と林はそういう使い方でいいと思われる。

 

そして、左打者の多い日本打線は左のパワーピッチャーが出てきたとき対応できるか。

そこが最も懸念される。

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