毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

球場の大きさは違えど、勝負の条件は一緒

日本の球場もだいぶ大きくなった。

昔はMLBの映像が紹介されると、球場が広くスケールの違いを感じたものだが、

今は全くそれがなくなり、大谷がMLBでもトップクラスの飛距離を出すまでになった。

 

日本の球場はせっかく広くしたのに、ホームランが出にくくなったことで

わざわざ狭める行為に出た。

前年まで外野フライだったものが簡易フェンスを設けたことで

ホームランに様変わりするというルールを恣意で変えてしまった行為とも言えよう。

 

だいたい、競技場の広さに決まりがないという他のスポーツ競技に例を見ないことが

まかり通っているのが野球だ。

競技場の広さに決まりがないなど、いい加減すぎるだろ、と思われるものだ。

パ・リーグとセ・リーグで球場の広さに差があり、パ・リーグではホームランを打つのが

大変とされ、セ・リーグに移籍すると力まないでよくなる。

 

競技場の広さに決まりがないとは言え、競技はホームラン競争をしているわけではない。

野球の勝負をしているわけなので、その試合においては同じ条件で勝負をしている。

球場の大きさは勝負でみれば平等だが、ホームランダービーを勝負とすると不平等となる。

本拠地の球場が狭ければ、ホームラン王には近づくことになる。

そして通算ホームランを比べる場合でもまったく比較にならないものとなる。

しかも通算ホームランだと、ピッチャーのレベルも雲泥なので比較にならない。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP