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日本シリーズのような短期決戦にみるWBCの楽しみ方

日本シリーズのような短期決戦は1勝が大きく影響するから両者が1試合を大事にする。

目の前の試合を取りに行く、と表現できる。

プロの試合なのに高校野球のようなノリということだ。

普段のシーズンでは感じにくい戦いなのでおもしろい。

 

僅差であったり、星を取り合ったり、というシリーズだから熱戦だ、名勝負だ、とは言い切れない。

接戦であっても名勝負ではなく、低レベルゆえに接戦になっているということもある。

だからと言って面白くないとはならない。

その采配や選手の心理について、考え勝負の行方を予想することが面白くさせる。

 

第5戦の吉田のサヨナラホームランの時、右ピッチャー続投は危険な賭けだった。

それがその通りの結果となり、それじゃだめだよ、と

ヤクルトベンチの稚拙を楽しむということもできるのだ。

 

第6戦のマクガフのバント送球が逸れたことでオリックスが逆転へと結びつけた。

連日のエラーでオリックス優勝の大きなポイントとなったシーンだ。

大きなポイントというのは目立つからそう言うだけで、本来、野球は全てのシーンが連動しているので

そこだけとらえるということはないが、このシーンは2試合続けてで、しかもエラーであり、

簡単なプレーをミスしているのでポイントと言える。

連日のミスのため、気落ちしたマクガフはキャッチャーのバックアップにも向かかう気力を失っていた。

 

ただ、6戦の送球はさほど悪くなかった。

明日へ。

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