毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

U-18アメリカ戦 絶対にミスしてくれるから

国際戦はいつもそうだが、最初のラウンドは本当の勝負になり得なく、

本当の戦いはここからとなる。

 

アメリカのピッチャーは193センチで筋肉も発達していて、

高校野球ではまず見られない体だ。

 

大谷は今や世界一のプレーヤーとなり、サイズでも世界屈指となったが

高校時代は今と比べればはるかに細かった。

 

だが、アメリカのピッチャーはすでに大人の大男だった。

学生と言うならわかるがこれが18歳以下ということだ。

 

ピッチャーだけでなく、でかい奴が何人もいる。

平均身長で言えば、おそらく日本のプロよりでかいだろう。

 

これに勝つにはどうするか。

 

細かい野球、スキをつく野球というのは当然なのだが、

そういう野球が相手にはできないことを願う野球だ。

パワーでは抗えないが、細かい野球やスキをつく野球は鍛錬でできるようになると

思われるからだ。

 

しかし、やはり

バント処理、バッテリー、牽制、送球と案の定、勝手にミスをしてくれる。

 

アメリカの大人の体の左ピッチャーにコントロールつけられたら、

左打線の日本に連打は絶対ない。

 

日本はトップ代表からそうなように左打者ばかり。

誰もそれに気づかない。

トップ代表でもそうだから、その下のレベルの監督も間違っていないと思い込む。

 

7回、右ピッチャー相手にスクイズ失敗の右打者に右打者を代打に送るという不可思議。

左打者を多く抱えている中でこの采配はもうちょっとやり方がないものか。

 

7回無死一、二塁で送りバントを悪送球して打者走者が走る意思を見せたため

帰塁でタッチアウトとなったが、この時なぜリプレーできなかったのか。

 

選手は要求していたし、ベンチのコーチもそういうそぶりをしていた。

だが、監督がしているように見えなかった。

 

そして、塁審からそのプレーについて説明を受けていたが、通訳を通し、

疎通できていないのではないかと思った。

 

塁審は進塁の意思があったからということを説明しているだけに見え、

監督は何のために出て行ったのか。

 

どうもリプレーを要求しているように見えなかった。

リプレーが可能なプレーに制限があり、このプレーはその制限内ということか。

 

タイブレークに入って左打者が続くところでアメリカは右ピッチャーが投げていた。

こうなれば日本に向いてくる。

 

アメリカはもう左がいなかったのか。

左打者にとって左ピッチャーよりははるかに見やすい右ピッチャーから決勝タイムリー。

 

監督や実況席が賞賛していたその前の坂本の粘りによるフォアボール出塁、満塁メイクも

右ピッチャーに対してだから可能性が高くなり、やりやすくなる。

左ピッチャーに対しては粘りの可能性は低くなる。

野球情報メールマガジン

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP