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由伸兼任打撃コーチ 金子と糸井の移籍 今週の出来事

【巨人】来季40歳・由伸が兼任打撃コーチ 打線再建へ近く受諾

 

 

兼任というのは、肩たたきの側面と将来のポスト用意という側面がある。

 

兼任を要請するということは球団としては

「もう戦力外だよ」「コーチとしてのポスト、将来は要職を用意しているから」

と言っているのだ。

 

選手も引退を決断できないが、戦力外とされるのは体裁が悪い。

そういう時、

兼任としてポストを用意されれば受託するという流れになる。

 

兼任と言っても、選手として戦力とは

選手自身もチームとしても、お互いに思っていない。

 

古田は兼任を受託し、引退が早まった。

稲葉も兼任から引退へと流れが出来ていた。

谷繁も長くて来季までだろう。

 

 

マネーゲーム上等!オリ金子に4年20億円

 

 

選手獲得に資金を投じることをマネーゲームと言うかね。

野球界ではこれをマネーゲームと言うが。

 

ビジネスとしてとらえれば、金子を獲得することで勝利を重ねられ、

優勝争いし、観客動員、放映権収入、広告収入、グッズ収入、

親会社の宣伝など経済効果が計れれば、

投資であり、必要経費なわけでマネーゲームではない。

 

金子は稀有なピッチャーだ。

 

全部の球種でストライクが取れ、全部の球種が勝負球に使える。

したがって配球という概念が必要ない。

 

カウント、点差、相手打者を考えず、好きな球を好きな時に投げて

勝負ができる稀有なピッチャーなのだ。

 

球史に残るこのピッチャーは争奪戦になってこそ

プロの世界というものだ。

 

オリックス・糸井は果たしてメジャーへ行けるのか

 

 

糸井は日本でやることがなくなってしまった。

 

今季、オリックスを優勝させ、晴れて海外へとの思いがあったのだろうが、

オリックスでは

日本人唯一の得点源として首位打者を獲得するまで活躍したが、

優勝には至らなかった。

 

こうなったら日本に見切りをつけざるを得ない。

 

一昔前、糸井のように身体能力に優れ

走攻守すべてで一流だった秋山は当時、日本人では通用しないと言われた

海外でのプレーに野手として通用する唯一の選手として評価が高かったものだ。

 

同僚のデストラーデも秋山は十分その実力があると言っていた。

 

日本を発つ前に糸井のプレーを見ておかなければと

今年、オリックス戦に数度、足を運んだ。

 

イチローが下降線をたどっている今、

打撃技術以外は守備力、パワー、走力とイチロー以上の能力がある糸井には

どうぞ海外で活躍してもらおう。

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