かつてのスターが苦境に立たされている。
松坂とイチローを
来季戦力として迎え入れる大リーグ球団はあるのだろうか。
あきらかにかつての勢いがない40過ぎのイチローと
世界の大舞台で登板するには力量が足りない不安な松坂。
松坂は先発へのこだわりがあるとのこと。
松坂は先発へのこだわりというより、力を引き出すには先発が向くタイプだ。
コントロールがなく、球の勢いも一流レベルにない松坂は、
僅差の短いイニングを信頼して使うのは難しいと思われる。
それならば若いピッチャーを使いたいところだ。
それより多少失点は許されてもゲームを作ることが求められる先発の方がよいだろう。
北米リーグの舞台は野望に満ちた連中がゴロゴロいるから、
日本のようにチーム作りに必要なピースを探してくるということはしない。
ゴロゴロいる実力者の中から吸い上げていくのだ。
松坂もイチローも日本復帰がささやかれる。
川崎も。
先週、ヤクルトは真中が監督確実という記事があったので
私と同い年の入閣がそろそろあるだろうと思っていたところで
この組閣を目にした。
各球団が来季の構想に乗り出しており、
稲葉が引退、岩村が戦力外、イチロー松坂川崎の日本復帰の可能性、
中日は昨年につづき厳冬による解雇者多数と騒がしいものだ。
私の年齢周りでは、
同い年の井口、岩瀬もそろそろ引退だろう。
黒田は来季もヤンキースでやるかやめるのか。
ひとつ下では
楽天・松井、巨人・井端、巨人・由伸、横浜・高橋尚も引退だろう。
川上は戦力外で金子が引退と。
その他、上原、岡島あたりももういいだろう。
そこで私と同い年の小林がロッテのコーチとなる。
小林は山梨の県立高校・都留高校だった。
私と小・中と一緒に野球をしていた友人が高校時代対戦の機会が
あったそうで、4打席3三振とか言っていた。
ストレートの速さは感じなかったが、スライダーがよかったと言っていた。
この小林の他にも入閣がありそうだ。
田中は古巣へ復帰するそうだ。
数年でお払い箱になるという見方が多勢だった。
私もそう予想していた。
日本でレギュラーを何年もはり、
日本のレベルを知り、マンネリすればさらに上のレベルに挑戦したい
というのは当然の欲求だ。
そうなったとき海外ではどこの立場を目指すのか。
上のレベルの野球を体感したいのか。それともそこでもトップになる
自信があったのか。
川崎は去年くらいから最高の補欠を目指すと自分をわきまえた。
野手で渡米した選手で
田中、川崎、中島、中村、田口、井口はトップレベルで活躍するのは
厳しいだろうと思っていたのが私の評価。
井口は良く頑張った。
ある程度やる可能性があると思ったのが
青木、福留、西岡、岩村。
西岡は不運なけがで帰国せざるを得なくなった。
岩村はくせのある打ち方なのでハマらなかった。
イチロー、松井はレギュラーになるだろう思っていた。
松井は真面目な性格が災いし、へんてこな打ち方で実力を
出しきれなかった。
向こうで解雇された野手が渡米前並みかそれ以上に活躍した例はない。
たいてい期待外れに終わっている。
選手生命のピークでFAを取得またはポスティングを認めてもらい渡米するので
向こうで少し不遇の立場になると、実力が急降下するということだろうか。
