高校野球部出身者による大会・マスターズ甲子園が、
誕生してから10年以上が経った。
兵庫のある高校野球部出身者から発案されたと聞かされている。
歴史を積み重ね、全国で地方大会が開かれる規模になってきた。
私は、西東京地区の公立高校の野球部員だった。
同じ世代に
ロッテ・井口(国学院久我山)、お隣東東京に元巨人・三沢(帝京)
ひとつ上には元楽天・野村克則(堀越)、
ひとつ下には昨日、対戦していた巨人・井端(堀越)、DeNa・高橋尚(修徳)
なんかがいた。
私も一度、地方予選を突破し、甲子園の土を踏むことが出来た。
硬式ボールを手にし、リトルリーグに入って野球を始めたのが8歳の時、以降30年越しに
聖地甲子園に足を踏み入れることになった。
野球人としてのひとつの果たすべき使命を達成する感だった。
高校時代の野球に悔いがないという人は
全国制覇を達成した人とプロへのステップとした人くらいだと思う。
その悔いを
野球に対する考え方もすっかり変わった立場で晴らす機会に恵まれたことは
とてもありがたいことだ。
そして真剣勝負の予選は、独特の雰囲気、緊張感はたまらないもの。
甲子園ではなにより、感激したのがこの大会の企画立案、運営をされている方々。
元プロ野球選手も出場するこの大会。
おっさんになっても夢を。のコンセプトのもと
この壮大な企画を現実のものにし、全国規模で着実に広がりをみせるまでに活動されている。
そして
我々プレーヤーを支えてくださるスタッフの皆さんは、
見事な役割分担のもと総勢600名を超えるボランティアにより運営され、
細部にわたる手際のよさには驚嘆させられた。
大会進行管理、選手の体調ケア、広報活動、etc・・・
言葉ではその見事さはなかなか伝えらないが、
こういった支えのもと舞台を満喫できたことに感謝申し上げたい。
私が出場した大会では奈良代表櫻井商業 駒田選手(元巨人-横浜、名球会)
が出場している。
プロ野球においても頂点を極め、甲子園で数えきれないくらい試合をした選手でも
高校野球に対する思い入れは強く、母校のユニフォームで母校のOBと
プレーするということは感慨深いようだ。
このようにプロ、アマ問わず、そのキャリアも問わず、元高校球児であれば
参加可能なこの大会には毎年のようにかつての有名選手が出場する。
我々の東京大会にも一昨年までは
現巨人コーチの橋上が、母校の選手として出場していた。
こういった名だたる選手にこれからも出場してほしいものだ。
我が母校にも慶応大学で4番をはり、社会人でも活躍した選手が在籍しており、
開会式の時には面識もない他校OBの選手が挨拶に来たりしていた。
あらためて野球というスポーツの日本における裾野の広さを感じると同時に、
我が母校の林先輩を誇らしく思うのだった。
これからもこの大会がどう広がりを見せ、世間にどう影響を与えるか注目。


