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田中月間MVP ダルビッシュと高井 今週の出来事

田中将が月間MVPと球団初の快挙達成

 

田中が月間MVPを獲得した。

 

本人談は

「あー取れるんだ」

とのこと。

 

海外の大舞台という未知の世界で

どれだけやれるかもわからない中、まだまだシーズンを通しても働いていない段階で

月間MVPやタイトルのことなんか考えないはずだ。

 

その中で1年目、5月の段階でこれでだから。

本人としては、

棚からぼたもちならぬ

田中のタイトルもちといったところか。

 

もうヤンキースのエースとしての地位まで確立してしまった。

 

日本で活躍した選手が、

海外でも活躍するのが当たり前のように思ってきている風潮があるが、

これは、誠に驚異なことである。

 

環境が変わり、相手も知らない、異国の地で、

今までよりレベルが上がる相手に適応してみせたのは、

言葉でいうよりはるかに難しいことのはずだ。

 

これがレベルが下がる国に行ったとしても、

環境が変わるだけで適応するのは時間がかかるもの。

 

160億の移籍に見合う大物っぷりだ。

 

月間MVP獲得!好調ヤクルト打線を支える雄平の波乱万丈野球人生

田中が月間MVPを獲得し、

日本では5月セ・リーグ 井納と高井 パ・リーグ 岸と柳田。

 

高井は投手から野手に転向して初めての受賞となった。

 

高井は東北高校で

当時、高校球界NO.1ピッチャーとして名を馳せていた。

 

ダルビッシュが1年生の時の3年生エースとして

体は大きくないものの豪速球を投げていた。

そして

ヤクルトドラフト1位での入団と将来を嘱望されていた。

 

それが、スピードはあるものの、上背とコントロールのなさといった理由で

いまいち伸びきれず、出てこなかったのだ。

 

そこで野手に転向し、今回の月間MVP。

 

バッティング技術はそんなに高くなく、

1年間活躍するには疑問符がつくように見えるが、

現在のヤクルト打線を支える、ポイントゲッターとくさびの役目を果たしており、

戦力に劣るヤクルトにおいて計算以上の活躍だ。

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