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なんべんやっても観たい

年が明け、各種の高校スポーツが開催された。

サッカーは男女で選手権が行われた。

男子優勝の星稜高校は2年前からベスト4、準優勝ときて

ついに初優勝を飾った。

 

毎年ひとつずつ階段をあがり、

ベスト4の時に1年生だった選手が、最上級生になった時、

ついに全国制覇したことになる。

 

この着実なステップアップは見事。

 

先輩のプレーに引っ張られ、悔しさと意思を引き継ぎ

咲かせた大輪といったところだ。

 

ラグビーは東福岡が圧倒し、3冠達成。

 

バレーボールでも東福岡が男子で2冠。

女子は金蘭会高校が3冠だそうだ。

 

この高校スポーツは必ず熱戦になる。

ラグビー東福岡は圧勝だったようだが。

 

男子サッカーの決勝は、

今年から国立から舞台を埼玉のサッカー専用スタジアムへと移した。

 

4万を超える観戦者を集め、

スタンドからは、チャンスでもピンチでも

それぞれのチームを応援する歓声がわき、熱中させる。

 

駒沢スタジアムでの開幕戦に足を運んだが、

この時もものすごい人の数と熱気だった。

 

開幕戦に東京代表が出てきたことも相まって

スタジアムは満員。

チャンス、ピンチ、ファインプレー、高等テクニックにわき、

そりゃー心が震える。

 

一昨年の高校野球西東京大会の決勝に観戦に訪れたときもそうだった。

 

日野高校が都立高として28年ぶり決勝進出を決めたときのこと。

 

私は余裕をもって試合開始30分前に現地に着いた。

 

すると

数か所用意されていた券売所はすでに長蛇。

開始30分前に着いたにもかかわらず、入場券を買うのに並び、

球場に入ったときには1回の表の攻撃が終わってすでに日大三高に1点が入ってしまっていた。

そしてものすごい歓声で球場は満員だった。

 

このように

日本の高校スポーツは人をひきつけてやまない。

この理由はいくつかあるが、

最大の理由は、もうこの瞬間は二度と来ない。

ということにあると思われる。

 

二度と来ないとは・・・

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