毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

数多ある日本の野球チームの最高峰は日ハムとなった今週の出来事。

【手記】日本ハム大谷翔平「メジャーではなく日本ハムに入って本当に良かった」

2016年の日本最高峰野球は日ハムが頂点に君臨し、決した。

 

大谷が日本球界を席巻し、日本野球史をも飲みこんだ2016年だった。

 

日本一を達成したことで大谷はどこへ向かうことになろうか。

大谷の体のでかさは、日本の球場ではもう狭く、スケールのでかさは日本球界では持て余す。

 

これだけの選手が出てきたからには、日本野球は変わっていかなければならなくなった。

これからは、大谷クラスも出てくる。今までの発想では、いられない。

大きな転換をすることで、予想もしていない野球の魅力を発見できるかもしれない。

 

 

2016ドラフト 都立高出身初の1位指名・佐々木千隼を生んだ日野高校とは?

ハズレ1位で5球団競合という前代未聞のドラフトとなった佐々木。

一本釣りできたじゃないか、と少なくとも佐々木が欲しいと思った球団は

ドラフト戦略が成功とは思わなかったことだろう。

 

近年、東京都立で最も成績が良いといえる佐々木の出身校・日野高校。

高校野球好きのアンザッシュ渡部の母校で、渡部があらゆるメディアでこれを露出させているので

日野高校の野球は、ここでも有名だ。日野高校は忌野清志郎の母校でもあり、

球場では、清志郎の曲を応援歌に使っている。

ちなみに三浦友和も日野高校出身で清志郎と同級生。

百恵ちゃん引退後、日野から程近い国立に居を構えた三浦夫妻の家に

清志郎のポルシェが止まっていたという話はこの地元では有名だ。

 

東京都立の選手がドラフト指名されたのが、

日野高校から横川が巨人に8位というのが初めてだった。

そして、桜美林大学からのドラフト指名は、巨人三軍監督の川相の息子が育成ではじめて。

 

今回、佐々木が桜美林大学からはじめて育成でなく指名され、それもドラフト1位となった。

桜美林大学から初の指名、それも1位ということで桜美林は大学をあげて祝福した。

そして祝賀会は、私が良く行く宴会ができる店でやったそうだ。

この店は、プロ野球選手がよく訪れ、私も年に一回は野球仲間と宴会を開く。

 

 

高校野球東京都秋季大会

その佐々木の出身校・日野高校がこの秋、都立で唯一ベスト8まで来て、

さらに、夏のチャンピオン・八王子をコールドで破り、今日ベスト4で三高に敗れた。

 

佐々木の時もそうだが、日野高校が甲子園を意識し、見えてきたときに、

ことごとく壁となっているのが日大三高。

 

この試合は、コールドだったものの三高相手にどうしようもないということではなかった。

これから目標をもって、時間をうまく使い、冬、春、と成長の度合いで

三高を乗り越えることも可能といえる試合内容だ。

とはいえ、層の厚さは三高の方があるだろうから、単純に成長を考えれば三高の方に分がある。

いかに、戦略をもって取組み、どうすれば勝てるかを選手だけでなく、日野高校に

関係する大人が真剣に考えることだ。何よりもピッチャーを成長させることが第一。

 

日野のエース・小林は158cm、その小林からホームランを打った日大三・金成は、193cm。

ファーストランナーとして小林が出塁し、守る金成が並んだ時は、球場がどよめいた。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP