KKのいたPLと野村、橋本、立浪、片岡、宮本を擁したPLでは、どっちが強いかの問いに
片岡は、「ワンマッチなら負けるか。3連戦なら勝ち越す。」と言った。
ワンマッチなら桑田に抑えられる可能性があるが、3試合ならエース級3人がいたので
2つ勝てるということだ。
どっちが強いチームと決めかねる。
プロのレベルでいつやっても勝てるチームなどない。
日本が連覇した第2回WBCの決勝、韓国戦は
延長になって接戦に見えたが、実力は日本が上だった。
10回やれば7回は日本が勝っただろうという印象だ。(あの大会は5回やって日本の3勝2敗。)
だが、一発勝負だと接戦になり、延長までもつれた。
しかし、中1か月あったとしたら、日本に苦手な投手の一人で
韓国が7回勝つかもしれない。
試合を決めるのはピッチャーだから。
少し前、世間を騒がせた野球賭博とやら。
賭博は胴元や誘惑者からピッチャーが狙われる。
言わずもがな、試合を左右できるのはピッチャーだからだ。
野手に話を持ちかけたところで、1人で勝負を左右できない。
野手がわざと打たなくとも勝てるし、わざとエラーしようにも打球に関わるプレーがなければ
何もできない。
ピッチャーは、必ず球に触れる。
投手の優劣だけで勝敗が決まる。
バックが日本代表選手で固めても、投手が高校生だったらオリックスに敗ける。
9対9のうち野手8人が相手野手8人より実力で勝っていても
1人の投手に差がつけば、チームの優劣は逆転してしまう。