https://twitter.com/yakyucolumn
全ての行為が、相手の良心に全権委任するという恐ろしいスポーツの野球。
野球に限らず、闘争心が勝負に影響するスポーツは相手に対し敵意をもって対する。
格闘技などは、殺してやるという意識がなければ、自分が殺される。
球技でも敵と接触するシーンは多い。
サッカー、バスケ、ラグビー、アメフトetc・・・
野球に限らず、多くのスポーツが
全ての行為を相手の良心に委ねなければ、大けがに至るという恐ろしいスポーツの世界。
良心がなければ、少し気が狂ったら、簡単に人を傷つけられる。
それも、非を受けずに。
もし、
殺人の意思があったら完全犯罪が成立する。
グラウンドの中なら、ワザと人にボールをぶつけてもバットで殴っても偶然で片付けられるのだ。
意識するとつくづく恐ろしいスポーツだ。
アマチュアのチームには、チーム内においても選手のレベルに差があることあるだろう。
草野球のような試合なのに、素晴らしい球歴の選手がポッと入っていたりする。
チーム内においてレベルに差がある時、
センスあふれる選手が機知に富むプレーで走者を殺そうとしたとする。
だが、受ける側の選手にはそのセンスが備わっておらず、
その富んだプレーについてこられず、目を切ってしまっていたりする。
そこへ投げて頭に当たっても、謝る必要は毛頭ない。
それで死んだとしても怠惰なプレーと野球に対する粗悪な態度により身に降りかかった事態だ。
鍛錬を怠り、または、たどり着くべき位置に至らず、
立つ資格のない場所に身をわきまえず立ってしまったことでオッチンだだけ。
こんな野球だから味方にボールをぶつけても、バットで殴ってしまっても事故で処理される。
味方のプレーヤーを傷つけようと一瞬でも頭によぎったことがある人はいないのだろうか。
プロのように生活がかかった人は、ポジションを争うような選手にけがをしろと願うことはないだろうか。
そう思った瞬間、それとなく不慮の事故を装うことはないだろうか。
そして実際行動に移った人はいても不思議でない。
事故で済ませられ、不可抗力で済ませられる。
むかつくやつにはぶつけてやろうと思う精神の未熟な高校生が浅はかな行動に移ることも
あり得ないとは言えない。
https://twitter.com/yakyucolumn
