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イチローが日本球界復帰の意思を示せば、戦力としてより、
日本野球最高傑作を抱えこむことによる球団の話題性、イメージアップが大きい。
商品価値は計り知れない。
まず、名乗りを上げずにはいられないのがオリックス。
今に至るまでその関係性を繋げようと努力してきたはずだ。イチローも育ててもらった環境と神戸に
思い入れがあるはずだから、オリックスの申し出には無下にできない。
オリックスはポスティングを容認した時から、イチローの何らかの版権は手放さなかったのかもしれない。
ただ、本拠地を大阪に移したことが気持ちを冷めさせたとも聞く。
それから、中日は地元だけにファンが歓迎する。球団にもたらす利益は大きい。
それから、資金潤沢なソフトバンクは将来を考えてもイチローに投資することに損がない。
ただ、どの球団も利益にはなるものの、扱いには苦慮するはずだ。
このスーパースターをただ置いておくというわけにはいかず、しかし老兵を率先して使うにも躊躇する。
イチローがいるだけで、他の選手の気の使いようもマイナスに働く要素が大きい。
その反面、イチローの生のプレーを知る選手がほとんどいなくなった日本球界では
今の選手たちは敵味方関係なく、イチローと一緒にフィールドに立ったということは財産になる。
最初、このニュースを聞いた時30年以上もこの大企業が放っておいたのか、もしくは隠していたのかと
驚いた。
それは、生産における過程でルールを破った方法がとられていたのだと思ったからだ。
不正な材料を使ったり、不正な工程だったり、不正な技術を使ったり。
それなら、その間にその方法で生産された商品は全て、もう走れないことになる。
しかし、そうではなく、無資格の人が検査をしたということだった。
これを知り、な~んだ。という感想だった。
無資格の人を30年以上も、それもこの大企業がということは遺憾なことではあるが、
実際問題として無資格の人の検査が甘いとは限らない。
無資格の人の検査能力が有資格者より優れている可能性すらある。
検査の中身と品質には問題ない可能性がある。
事はそんなに大きなことではないと感じたわけだ。
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