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大改革Ⅵ

前回は、いわゆる守備でも得点できるルールを提案した。

これにより守備という概念がなくなる。

どちらも得点できるので攻撃なのだ。

バットを持って攻撃し、グローブを持って攻撃する。

 

しかしグローブを持って攻撃というのはピンとこない。

グローブを持ったら相手の打球を捕球するので、やはり守備というべきか。

 

ならば

ピッチャーが連続三振にしたら得点、

相手に分からないよう事前にピッチャ-が打たせる場所を指示して

そこに打たせたら得点として

守備は外野の捕殺や内野のゲッツーで相手の減点としたりすれば、

守備はやはり守備のまま。

相手の減点ができるということで守備という言い方でよくなり

ピッチャーのみ得点できるので攻撃権があることになる。

 

 

その前回の内容はコチラ

 

 

ところで

この『大改革』連載の2回目、3回目でDH制について

触れたことがあった。

 

DHがあると投手交代がしやすいとされている。

 

投手に打順が回ることを気にせず、

好調なら引っ張り、不調ならすぐ代えられるから。

故に、

長いイニングを投げさせやすいとされている。

 

そのため高校卒業の若いピッチャーにはパリーグの環境の方が

大きく育つ可能性があるという見方がある。

 

野球はピッチャーが勝敗の99%を握っている。

 

ピッチャーを育てることが勝つ大前提となる。

 

そして世界に日本の野球をとどろかすには

ピッチャーを育てなければならない。

 

ピッチャーを打席に立たせないルールは

意外な産物をもたらすことになるかもしれないのだ。

 

日本野球の大きなレベル向上に

寄与するかもしれないということだ。

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