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大改革XVI

今回で16回目となるこの大改革の連載シリーズ。

 

前回は

1試合の中で時計回りの走塁と反時計回りの走塁を採用することで

右打者と左打者の不公平をなくし、

それぞれの打者がどのような体の使い方をして打撃に取り組むか。

ということの興味を示した。

 

右打者の走り打ちが見られることになり、

逆に左打者が今までの右打者のようにしっかり打ってから

走り出すという現象は必ず目の当たりにする。

 

そして、左回りも右回りもあるので

その打席ごとに打ち方、体の使い方が変わってくるという

今までには想像できなかった打撃理論も生まれることになろう。

 

そして、

守る側も変わる。

 

左投げだけの内野陣が現れることになる。

 

右回りになれば1塁が今の3塁になるので、

左投げ選手がファーストへの送球がしやすくなるため、

今の野球を鏡で映したように野球が展開されることになり

左投げだらけの内野陣が生まれるわけだ。

 

 

これまで提案してきたルールは、

 

ピッチャーは打席に立たせないルール。

アメフトのように攻撃と守備で選手を替えていいルール。

攻撃では今まで通り得点し、守備では相手の点を減点できるルール。

相手が直前にならないとわからないシークレット対戦。

反対方向への走塁。

といったところだ。

 

ピッチャーを打席に立たせず、アメフトのように攻撃と守備で

選手を替えて良いことにすると超攻撃型のチーム編成が考えられる。

 

1番から9番までロングヒッターが並ぶのだ。

 

一時期の巨人のような4番バッターが並ぶということ。

 

しかし、かつての巨人が機能しなかったように

ホームランバッターを並べることが必ずしも強いとは限らない。

 

むしろそれよりは、打率のよい選手が並んだほうが強いだろう。

そしてイチローや青木のように足があり、

バットコンタクトがうまい選手が理想だ。

 

こういう打者は足でヒットを稼ぐこともでき、つなぎのバッティングもできる。

 

足が速い打者ばかり並べるのはどうだろう。

 

これは現行ルールでも可能なのだが、

実践したチームはない。

 

どうしてもパワーのある外国人やロングヒットが期待できる打者を

クリーンアップに起用する野球を日本は80年間続けてきた。

 

一度、

足が速く、球数を投げさすことができる選手を並べるとどうなるか見てみたいものだ。

 

さらに新ルールを組み合わせていくと、どんな野球になっていくことが予想できるだろうか。

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