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刮目するにはこうしなさいⅣ

打撃とは技術、足、目、パワーで構成されていると前回。

 

そしてパワーはもっとも実力が開くところで、

この差がプロとアマの差、

そしてプロの中でも差がつくところなのだ。

 

技術、足、目というところは、鍛えれば差が埋まる。

そもそもその差を認識できる証拠がない。

などというところだ。

 

パワーは埋められないことが多いのだ。

体が小さいことで野球を続けることを諦める選手も数多くいる。

 

体力は技術を凌駕する。

 

体さえあれば、技術、足といったところの足りない部分もカバーできるのだ。

 

打撃とは違うものの、

室伏は素人にもかかわらず、玄人を超える速球を投げる。

 

体のでかい外国人で三振ばかりする選手も、

そのパワーでホームランを打つため、野球経験が未熟だったり、

熱心に練習をせずとも重宝される。

 

パワーとは体の大きさのこと。

大きさは筋力だ。

 

大きさがあれば筋力は自然とつき、パワーがつく。

あとは今でいう体幹とかインナーマッスルとかいう体の強さ。

 

一方で体が特別大きくなくとも、体が強い人というのがいる。

 

科学的立証がないので確証はないものの、

体幹とかインナーマッスルが発達しているのだと思うのだが、

体が大きくないのに飛距離を出したりする選手のことだ。

 

こういう選手はプレーの各所に体の芯の強さを感じさせる。

松田はこういうタイプな気がする。

 

これはバネとも少し違う。

日本人ではバネを持つ選手は小さい選手ばかりだ。

 

唯一、バネがあって大きい選手が糸井。

 

バネがある選手は、

秋山、松井稼、高橋慶彦、仁志、桑田、菊池、今宮、糸井、飯田、

平尾、荻野、内村など思いつくままに。

 

落合や王はしっかりとした下半身がある。

 

身長は高くないもののしっかりとした下半身、

特にふくらはぎが、発達していることで飛距離を出す。

 

先天的な体の質であり、それを鍛えれば、さらに発達するこのパワーを発揮することができる体をもつ選手が、

打撃を伸ばせるのだ。

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