6月7日の巨人-ソフトバンク戦
巨人が4点ビハインドの7回、ランナーを2塁に置いて高橋の打席。
高橋は見逃し三振。
インコースのボール球に高橋は「ボールだよ!」と
右手で違う違うと手を振っていた。
テレビで見る限り、完全なボールだった。
微妙どころではない、ボール1個は外れていた。
これをストライクと言われたら、野球にならない。
今年は、試合のスピードアップが掲げられ、
それが一因でストライクゾーンが広いと言われる。
審判という一人の人間の判断にゲームが支配され、
勝敗が野球の実力以外の所で決まることがある。
これについては、以前に述べた。
あの場面、
ボールなら四球となりランナーは二人となる。
高橋の打席の前に、ランナーが出た時点で
寺原はいっぱいいっぱいの状態だったので
工藤監督は本人に意思を確認していた。
そして、その本人の意思を尊重して続投させたのだ。
高橋がフォアボールなら当然、ピッチャーは交代し、
ゲームが変わったかもしれない。
もっと言えばその判定で人の人生まで変える。
ひとつのプレーが、レギュラーになれるかなれないか、
1軍か2軍か、野球選手でいられるか解雇か。
なにも野球だけではなく
この世のあらゆる不条理が人生を変えるので
そこを責めても、それが人生だけど。
この野球選手の人生ということで
印象に残っていることがひとつある
それは・・・