最近のプロ野球を観ていて、昔との相違点を思い出してみた。
・ヘルメットはかぶりっぱ。
一昔前はランナーに出ると、打席でかぶっていたヘルメットは脱いで、
ランナーコーチャーに渡し、ズボンのポケットから帽子を出してかぶっていたが、今は、かぶりっぱ。
ランナー時も危険なのでルールで変わったのだろう。
・バッテリー間の乱数表。
バッテリー間のサイン交換には乱数表を用いていた。
ピッチャーはグラブに乱数表を貼り、キャッチャーからのサインを見た後、
グラブに目をやり投げる球を決めていた。
試合進行の妨げになると、これもルールで禁止。
・ピッチャーからのブロックサイン
バッテリー間のサイン交換の際、ピッチャーからも腕や胸あたりを指し示し、
次のコースや球種をキャッチャーへ伝えていた。
最近目にしない。
・目の下の日除け
デーゲームの際はよく目の下に黒いものをはりつけて日除けしていた。
最近は、まず見かけない。
サングラスがこれにかわって普及している。
・内野ゴロで3アウトをとったときのボールの行方。
一昔前は内野ゴロで3アウトになったときは、
ファーストは相手ランナーコーチに攻守交代のボールを渡していた。
また、ピッチャーが打者で三振により攻守交代する際、
キャッチャーは、ボールをその三振した打者である相手ピッチャーへボールを渡していた。
今はベンチのボールボーイに渡したり、観客席へ投げ入れたりしている。
学生野球ではボールはマウンドに置くことが多い。
私はこの相手コーチへ渡す攻守交代に憧れていてやってみたいとずっと思っていた。
・耳あてなしヘルメット
今は必ず打席に入る際、右バッターは左耳に、左バッターは右耳に耳あてのついたヘルメットをかぶる。
通称ミッキーマウス。
昔のプロは耳あてなしで打席に入っていた。
落合は最後まで耳あてなしでプレーしていた記憶がある。
今の高校野球は両耳が義務化し、ランナーコーチもヘルメットをかぶる。
ブルペンの投球練習時のキャッチャーは、プロテクター、レガース着用も義務化した。
私が高校までは片耳でランナーコーチはかぶらず、
ブルペンキャッチャーもレガース、プロテクターなどしなかった。
ちなみに私の高校時代は、バッティンググローブは禁止だった。
・東京ドームを広い球場と言う解説者
今これを言うやつはいない。
思い出すと恥ずかしい。
ビッグエッグというやつもいない。