若い人には知らない人が多くいるようになったと思われる。
この「黄金の左」。
ドラフトのくじを引く手は左手を使う人が多い。
右利きの人もわざわざ左手を使う。
これはヤクルト相馬社長のドラフトの引きの強さに由来する。
この時、相馬社長は左手で引き当てたのだ。
荒木、高野、広沢、伊東、長嶋、伊藤とドラフト1位競合のその年の目玉をことごとく引き当てるのだ。
2位競合の池山も引き当てた。
8球団競合の野茂は逃した。
左ときたら黄金が枕によくつく。
左で成功したら黄金が付くのだ。
サウスポーのボクサーが世界チャンピオンになれば黄金の左。
輪島も横綱時代は左上手、プロレス転向後はゴールデンアームボンバー。
黄金の左だ。
左利きは数が少ないので、その中で立身すると誇張されてこう呼ばれることになるのだ。